R・マドリーは運にも見放され…。
現地時間10月31日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループH4節が行なわれ、トッテナム・ホットスパーがレアル・マドリーを3-1で下した。
聖地ウェンブリーに“白い巨人”を迎えたトッテナムは、3-4-2-1を採用。最前線にはハムストリングを痛めて欠場が続いていたハリー・ケインが復帰。さらに昨シーズンのヨーロッパリーグでの出場停止処分によるサスペンションを受けていたデレ・アリがCL初出場を果たした。
一方、ホームチームと同勝点ながら2位につけるR・マドリーは、4-3-1-2を採用。2トップにクリスチアーノ・ロナウドとカリム・ベンゼマが並び、トップ下にイスコが入るなど盤石のメンバーが顔を揃えた。
立ち上がりから両者が中盤で激しくせめぎ合って一進一退の攻防が続いた試合は、27分に動く。ホームチームが相手の一瞬の隙を突いて均衡を破る。
中盤で前を向いたハリー・ウィンクスからのロブパスを右サイドで受けたキーラン・トリッピアーが完璧なクロスボールをボックス内に送り込むと、ゴール前に転がったこのボールをアリが滑り込みながら押し込んでネットを揺らした。
待望の先制点にウェンブリーのボルテージが最高潮に達する中で、R・マドリーも反撃を開始する。31分と32分にC・ロナウド、43分にベンゼマが決定的なシュートを放ったが、いずれも相手守護神ユーゴ・ロリスの好守に阻まれた。
その後もR・マドリーの迫力のある攻撃は続いたが、トッテナムは1-0とリードを保ったまま、前半を折り返す。
迎えた後半はビハインドを追うR・マドリーが一方的に攻め込む時間帯が続いたものの、統率の取れた守備で対応したトッテナムが次点を決める。
敵バイタルエリアでボールを持ったアリが個人技で仕掛けてから、思い切ったシュートを放つと、シュートブロックに入ったセルヒオ・ラモスに当たって、ボールの方向が変わり、ゴールネットへと吸い込まれた。
何とか追い上げたいR・マドリーだが、この日は運にも見放される。62分にCKの流れからS・ラモスが相手ゴール前で決定機を得たが、渾身のショットは無情にもC・ロナウドに当たってしまったのだ。
王者がビッグチャンスを逸するなかで、冷静に試合を進めていたトッテナムは、試合を決定付ける3点目を得意の速攻から奪う。
65分、アリのスルーパスに抜け出したケインが相手DFを引きつけ、相手ゴール前に生まれたフリースペースへパスを送り込むと、そこに走り込んでいたクリスティアン・エリクセンがワントラップしてから冷静にゴールへと流し込んだ。
決定的な1点を奪われたR・マドリーだったが、大黒柱が意地の一撃を決める。
80分、敵陣のペナルティーエリア左脇からマルセロが折り返すと、これを途中出場のボルハ・マジョラルが落として、最後はC・ロナウドが豪快に叩き込んだのだ。
これで再び追い上げへの気運を高めたエル・ブランコ(※R・マドリーの愛称)は、84分にC・ロナウドが強烈なミドルシュートを放ったが、またも相手守護神ロリスに止められてしまった。
試合終盤に攻め込まれながらも、最後は全員守備で何とか逃げ切ったトッテナムは、3-1で勝利。スタンドに詰めかけた8万人超のホームサポーターたちの前でCL王者を撃破して快哉を叫び、勝点10に伸ばしてグループ突破を決めた。
一方、今シーズンの公式戦で初の連敗を喫したR・マドリーは、11月21日に開催されるアポエル戦(5節)に決勝トーナメント進出を懸けることとなった。
聖地ウェンブリーに“白い巨人”を迎えたトッテナムは、3-4-2-1を採用。最前線にはハムストリングを痛めて欠場が続いていたハリー・ケインが復帰。さらに昨シーズンのヨーロッパリーグでの出場停止処分によるサスペンションを受けていたデレ・アリがCL初出場を果たした。
一方、ホームチームと同勝点ながら2位につけるR・マドリーは、4-3-1-2を採用。2トップにクリスチアーノ・ロナウドとカリム・ベンゼマが並び、トップ下にイスコが入るなど盤石のメンバーが顔を揃えた。
立ち上がりから両者が中盤で激しくせめぎ合って一進一退の攻防が続いた試合は、27分に動く。ホームチームが相手の一瞬の隙を突いて均衡を破る。
中盤で前を向いたハリー・ウィンクスからのロブパスを右サイドで受けたキーラン・トリッピアーが完璧なクロスボールをボックス内に送り込むと、ゴール前に転がったこのボールをアリが滑り込みながら押し込んでネットを揺らした。
待望の先制点にウェンブリーのボルテージが最高潮に達する中で、R・マドリーも反撃を開始する。31分と32分にC・ロナウド、43分にベンゼマが決定的なシュートを放ったが、いずれも相手守護神ユーゴ・ロリスの好守に阻まれた。
その後もR・マドリーの迫力のある攻撃は続いたが、トッテナムは1-0とリードを保ったまま、前半を折り返す。
迎えた後半はビハインドを追うR・マドリーが一方的に攻め込む時間帯が続いたものの、統率の取れた守備で対応したトッテナムが次点を決める。
敵バイタルエリアでボールを持ったアリが個人技で仕掛けてから、思い切ったシュートを放つと、シュートブロックに入ったセルヒオ・ラモスに当たって、ボールの方向が変わり、ゴールネットへと吸い込まれた。
何とか追い上げたいR・マドリーだが、この日は運にも見放される。62分にCKの流れからS・ラモスが相手ゴール前で決定機を得たが、渾身のショットは無情にもC・ロナウドに当たってしまったのだ。
王者がビッグチャンスを逸するなかで、冷静に試合を進めていたトッテナムは、試合を決定付ける3点目を得意の速攻から奪う。
65分、アリのスルーパスに抜け出したケインが相手DFを引きつけ、相手ゴール前に生まれたフリースペースへパスを送り込むと、そこに走り込んでいたクリスティアン・エリクセンがワントラップしてから冷静にゴールへと流し込んだ。
決定的な1点を奪われたR・マドリーだったが、大黒柱が意地の一撃を決める。
80分、敵陣のペナルティーエリア左脇からマルセロが折り返すと、これを途中出場のボルハ・マジョラルが落として、最後はC・ロナウドが豪快に叩き込んだのだ。
これで再び追い上げへの気運を高めたエル・ブランコ(※R・マドリーの愛称)は、84分にC・ロナウドが強烈なミドルシュートを放ったが、またも相手守護神ロリスに止められてしまった。
試合終盤に攻め込まれながらも、最後は全員守備で何とか逃げ切ったトッテナムは、3-1で勝利。スタンドに詰めかけた8万人超のホームサポーターたちの前でCL王者を撃破して快哉を叫び、勝点10に伸ばしてグループ突破を決めた。
一方、今シーズンの公式戦で初の連敗を喫したR・マドリーは、11月21日に開催されるアポエル戦(5節)に決勝トーナメント進出を懸けることとなった。