「チームとして戦えた」と手応えも口に。
[ACL準決勝 第2戦]浦和1-0上海上港/10月18日/埼玉
トータルスコア2-1で上海上港を下し、決勝進出を果たした浦和。キャプテンの阿部勇樹は、報道陣の質問に対して丁寧に答えていく。その表情には安堵の色が浮かんでいた。
「相手の前線には、“強力な個”を誇る選手がいましたが、チャレンジ&カバーと前線からのプレスバックを徹底し、チームとして戦えた。後半は押し込まれる時間帯もありましたが、ゼロでしのげました」
この日の浦和は、全員がハードワークを怠らず、組織的な粘り強いディフェンスが光った。その中心にいたのが、気迫あふれるプレーを見せた背番号22だった。
「決勝進出を果たすことができ、嬉しく思います。ただ、駒を進めただけで、まだ何も成し遂げていない」
勝者を祝福する暖かいムードが流れる中、阿部はベテランらしい重みのあるコメントを発した。語り口は穏やかだったが、その言葉には10年前のACL優勝を知る男ならではの説得力があった。ピッチ内外での圧倒的な存在感。浦和のキャプテンはどこまでも頼りになる。
取材・文:梶山大輔(サッカーダイジェスト編集部)
【ACL 浦和1-0上海 PHOTO】R・シルバの決勝ヘッドで浦和が10年ぶりのACL決勝進出
トータルスコア2-1で上海上港を下し、決勝進出を果たした浦和。キャプテンの阿部勇樹は、報道陣の質問に対して丁寧に答えていく。その表情には安堵の色が浮かんでいた。
「相手の前線には、“強力な個”を誇る選手がいましたが、チャレンジ&カバーと前線からのプレスバックを徹底し、チームとして戦えた。後半は押し込まれる時間帯もありましたが、ゼロでしのげました」
この日の浦和は、全員がハードワークを怠らず、組織的な粘り強いディフェンスが光った。その中心にいたのが、気迫あふれるプレーを見せた背番号22だった。
「決勝進出を果たすことができ、嬉しく思います。ただ、駒を進めただけで、まだ何も成し遂げていない」
勝者を祝福する暖かいムードが流れる中、阿部はベテランらしい重みのあるコメントを発した。語り口は穏やかだったが、その言葉には10年前のACL優勝を知る男ならではの説得力があった。ピッチ内外での圧倒的な存在感。浦和のキャプテンはどこまでも頼りになる。
取材・文:梶山大輔(サッカーダイジェスト編集部)
【ACL 浦和1-0上海 PHOTO】R・シルバの決勝ヘッドで浦和が10年ぶりのACL決勝進出