武藤が「ブンデス日本人通算200ゴール」の節目弾! 初得点はあのレジェンド

カテゴリ:海外日本人

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年05月14日

日本人得点者は全部で16人。岡崎、香川に次ぐ存在は……。

ブンデスリーガ通算で12ゴールを決めている武藤。現在、同リーグに所属する日本人選手では香川に次ぐゴール数だ。 (C) Getty Images

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 5月13日に行なわれたブンデスリーガ33節のマインツ対ハンブルグ戦で、後半からピッチに立った武藤嘉紀が、76分に値千金の決勝ゴールを決めた。
 
 マインツの1部残留を大きく引き寄せるこのゴールは、ブンデスリーガ1部での日本人通算200ゴールという節目の得点でもあった。
 
 1963年にスタートしたブンデスリーガの歴史を紐解くと、1部でスコアラーとして名を残している日本人は全部で16人いる。
 
 トップは37ゴールを挙げている岡崎慎司(現レスター)。マインツ時代には2年連続で二桁ゴールを決めるなどブンデスリーガで4年半活躍し、現在はプレミアリーグでしのぎを削っている。
 
 1ゴール差で2位の香川真司は、10-11シーズンにドルトムントに加入すると国内リーグ連覇に大きく貢献。2シーズン目には13ゴールを決めるなどMVP級の活躍を見せた。残り1試合となった今シーズン中に岡崎の記録に並べるだろうか。
 
 3位には1978年4月に日本人としての初ゴールを記録した奥寺康彦が26得点でランクイン。Jリーグ誕生から遡ること15年前の出来事ということを考えても、いかにパイオニア的存在であったかが分かる。
 
 奥寺はケルンとブレーメン(ヘルタ・ベルリンで2部も経験)に9年間に渡り在籍し、計234試合にプレー。今シーズンに長谷部誠にその記録を更新されるまで約30年に渡って、日本人最多出場記録を守り続けてきた文字通りのレジェンドだ。
 
 4位以下では、現在もブンデス1部に在籍する選手では200得点目を決めた武藤の12ゴールが最多。今後の活躍に期待だ。
  
【ブンデスリーガでの日本人選手の得点数】
1位:岡崎慎司(前シュツットガルト、マインツ/現レスター)/37ゴール
2位:香川真司(ドルトムント)/36ゴール
3位:奥寺康彦(元ケルン、ブレーメン)/26ゴール
4位:高原直泰(元ハンブルク、フランクフルト/現沖縄SV)/25ゴール
5位:清武弘嗣(元ニュルンベルク、ハノーファー/現セレッソ大阪)/17ゴール
6位:武藤嘉紀(マインツ)/12ゴール
7位:大迫勇也(ケルン)/10ゴール
8位:尾崎加寿夫(元ビーレフェルト、ザンクトパウリ)/9ゴール
9位:乾貴士(前フランクフルト/現エイバル)、長谷部誠(フランクフルト)/7ゴール
11位:原口元気(ヘルタ・ベルリン)/4ゴール
12位:細貝萌(元アウクスブルク、ヘルタ・ベルリン、レバークーゼン/現柏レイソル)/3ゴール
13位:酒井高徳(ハンブルク)、酒井宏樹(元ハノーファー/現マルセイユ)、宇佐美貴史(アウクスブルク)/2ゴール
16位:内田篤人(シャルケ)/1ゴール
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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