フェライニはアグエロに頭突きを見舞って退場に。
現地時間4月27日、エミレーツ・スタジアムでプレミアリーグ26節延期分のマンチェスター・C対マンチェスター・Uが開催された。
チャンピオンズ・リーグ出場圏内のトップ4入りを勝点1差で争うなかで迎えた公式戦通算174回目のマンチェスター・ダービーは、序盤から4位のマンチェスター・Cが5位のマンチェスター・Uから主導権を奪う。
アグレッシブに仕掛けるホームチームは、アグエロ、サネ、スターリングの流動的な3トップを軸に楔のパスを繋ぎ、相手の守備網を崩しにかかると、9分にはデ・ブルイネのクロスボールに合わせたアグエロがポストを直撃する惜しいシュートを放った。
一方、イブラヒモビッチ、ポグバ、ロホと主力を故障で欠くマンチェスター・Uは、前線からプレッシャーをかけることなく、自陣に引いてカウンターを狙うシンプルな戦いを選択した。
そんなマンチェスター・Uに対してマンチェスター・Cが60%以上ものボール保持率を維持しながら進めた試合は、32分と35分にアグエロ、42分にスターリングと決定機を創出。スコアこそ動かせなかったが相手を完全に押し込むことに成功する。
守勢のマンチェスター・Uは、攻撃面ではコンパニを中心とした相手の守備陣を前に狙いの速攻を仕掛けることができず……。44分にFKからアンデルがヘディングシュートを見舞った以外は目立ったシーンがないままハーフタイムを迎えた。
攻守の構図がハッキリしたなかで進んだ試合は後半も同様の流れで展開する。
最前線のラッシュフォードを除き、10人が自陣に引いて構える赤い壁を前に果敢に攻め入ったマンチェスター・C。48分には、アグエロが三度チャンスを得たが、ここも相手守護神のデ・ヘアの牙城を崩すには至らない。
そのスペイン代表GKを砦に何とか無失点で抑えていたマンチェスター・Uではあったが、60分を過ぎてボール保持率を70%まで上げたマンチェスター・Cにボールをほとんど触らせて貰えずに防戦一方になってしまう。
78分にGKのブラーボが味方DFと接触して負傷交代を余儀なくされたマンチェスター・Cではあったものの、なおも勢いは衰えずに攻撃を展開すると、思わぬ形で数的優位に立つ。
84分、アグエロにタックルを仕掛けてファウルを取られたフェライニが警告を受ける。この直後、怒りで我を失った長身ベルギー代表MFはアルゼンチン代表FWに対して頭突き見舞い、一発退場を命じられたのである。
これを好機と見るやマンチェスター・Cは、86分に2月13日のボーンマス戦で骨折して以来、戦線を離脱していたG・ジェズスをピッチへ送り込む。
すると、このブラジル代表FWは92分、アグエロのクロスボールにヘディングで合わせてネットを揺らす。だがしかし、これは惜しくもオフサイドの判定になり得点は取り消しとなってしまった。
その後、スコアは動かずに試合は終了。伝統のマンチェスター・ダービーはスコアレスドローで決着となった。
勝点1差でトップ4入りを争うなかで、ポイントを分け合ったマンチェスターの両雄。果たしてこの結果が今後のプレミアリーグにどのような影響をもたらすのかに注目だ。
チャンピオンズ・リーグ出場圏内のトップ4入りを勝点1差で争うなかで迎えた公式戦通算174回目のマンチェスター・ダービーは、序盤から4位のマンチェスター・Cが5位のマンチェスター・Uから主導権を奪う。
アグレッシブに仕掛けるホームチームは、アグエロ、サネ、スターリングの流動的な3トップを軸に楔のパスを繋ぎ、相手の守備網を崩しにかかると、9分にはデ・ブルイネのクロスボールに合わせたアグエロがポストを直撃する惜しいシュートを放った。
一方、イブラヒモビッチ、ポグバ、ロホと主力を故障で欠くマンチェスター・Uは、前線からプレッシャーをかけることなく、自陣に引いてカウンターを狙うシンプルな戦いを選択した。
そんなマンチェスター・Uに対してマンチェスター・Cが60%以上ものボール保持率を維持しながら進めた試合は、32分と35分にアグエロ、42分にスターリングと決定機を創出。スコアこそ動かせなかったが相手を完全に押し込むことに成功する。
守勢のマンチェスター・Uは、攻撃面ではコンパニを中心とした相手の守備陣を前に狙いの速攻を仕掛けることができず……。44分にFKからアンデルがヘディングシュートを見舞った以外は目立ったシーンがないままハーフタイムを迎えた。
攻守の構図がハッキリしたなかで進んだ試合は後半も同様の流れで展開する。
最前線のラッシュフォードを除き、10人が自陣に引いて構える赤い壁を前に果敢に攻め入ったマンチェスター・C。48分には、アグエロが三度チャンスを得たが、ここも相手守護神のデ・ヘアの牙城を崩すには至らない。
そのスペイン代表GKを砦に何とか無失点で抑えていたマンチェスター・Uではあったが、60分を過ぎてボール保持率を70%まで上げたマンチェスター・Cにボールをほとんど触らせて貰えずに防戦一方になってしまう。
78分にGKのブラーボが味方DFと接触して負傷交代を余儀なくされたマンチェスター・Cではあったものの、なおも勢いは衰えずに攻撃を展開すると、思わぬ形で数的優位に立つ。
84分、アグエロにタックルを仕掛けてファウルを取られたフェライニが警告を受ける。この直後、怒りで我を失った長身ベルギー代表MFはアルゼンチン代表FWに対して頭突き見舞い、一発退場を命じられたのである。
これを好機と見るやマンチェスター・Cは、86分に2月13日のボーンマス戦で骨折して以来、戦線を離脱していたG・ジェズスをピッチへ送り込む。
すると、このブラジル代表FWは92分、アグエロのクロスボールにヘディングで合わせてネットを揺らす。だがしかし、これは惜しくもオフサイドの判定になり得点は取り消しとなってしまった。
その後、スコアは動かずに試合は終了。伝統のマンチェスター・ダービーはスコアレスドローで決着となった。
勝点1差でトップ4入りを争うなかで、ポイントを分け合ったマンチェスターの両雄。果たしてこの結果が今後のプレミアリーグにどのような影響をもたらすのかに注目だ。