先勝ユーベのアッレグリ監督、先制弾のピアツァを褒め、注目のボヌッチにも言及

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年02月23日

「ゴールを決めたのは嬉しいけど、それより……」(ピアツァ)

指揮官からの評価も高いピアツァ。コンスタントに力を発揮し、さらに序列を上げていくことができるか、注目される。 (C) Getty Images

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 チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦の第1レグ、ユベントスはポルトを2-0で下した。
 
 序盤から主導権を握り、27分で相手選手の退場によって数的優位に立ったアウェーのユベントスだったが、先制点を挙げたのは72分になってから。決めたのは、67分に交代出場した加入1年目のピアツァだった。
 
 その2分後には、ピッチに立ったばかりのD・アウベスが追加点を挙げ、ユベントスは盤石の勝利。準々決勝進出に向けて大きく前進した。
 
 試合前には、セリエA第25節のパレルモ戦でアッレグリ監督と激しい口論を展開したDFボヌッチの件が大きな話題となったが、メンバーから外れた彼は、スタンドからチームの勝利を見守った。
 
 ユベントスでの初ゴールを決めた殊勲のクロアチア人アタッカー、そして交代策がずばり当たった指揮官のコメントは以下の通りだ。(『ガゼッタ・デッロ・スポルト』より)
 
◇マルコ・ピアツァ
 
(ユベントスでの初ゴールについて)とても嬉しいけど、それよりもチームの勝利に貢献できたことのほうが重要だ。
 
 途中まではとても慎重にプレーした。
 
 もう少し広いスペースでプレーしたいとは思ったけど、与えられたポジションで全力を尽くした。僕がどこで、いつプレーするかは監督が決めることであり、僕は自分に出番が回ってくるのを準備しながら待つだけだ。
 
◇マッシミリアーノ・アッレグリ監督
 
 我々にとっては良い試合だった。個々が高いレベルのプレーを見せられたと思う。最初の5分間は特に良く、あれで試合の主導権を握ることができた。
 
 改善すべき問題は幾つかあったものの、選手は最後まで集中力を切らすことなく、重要な勝利を挙げた。有利な状況でホームに帰ることができる。3-0にするチャンスはあったが、試合には満足している。我々は、質の高さとスピードで相手を上回っていた。
 
 この先、チームにとって重要な時期を迎えることになる。より強い情熱や希望を持って臨まなければならない。チームはまだ成長段階にあるが、今夜、選手たちは高い成熟度を見せてくれた。
 
(先制点のピアツァについて)全く問題なく、プレーも良くなってきた。彼はイタリアのサッカーを理解しつつある。高い質を備えた選手だ。この数日で、気持ちにも変化が出てきたように思える。まだ若い(21歳)ので、じっくりと見守りながら、アドバイスを送っていきたいと思う。
 
(スタンドから観戦したボヌッチについて)我々には多くの偉大なDF選手がいる。誰かがプレーできなくなっても、チームとしての質が落ちることはない。
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