【J1採点&寸評】G大阪×広島|芸術的決勝弾の阿部が最高点! 米倉、金の奮闘も評価

カテゴリ:Jリーグ

2016年07月30日

攻守両面でフル稼働した米倉、際どいピンチで足を伸ばした金の働きを評価。

【警告】G大阪=東口(69分) 広島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】阿部浩之(G大阪)

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【チーム採点・寸評】
G大阪 6
前半は一つひとつのパスが微妙にズレる場面が多く、あっさりとボールロスト。どこか淡泊な攻撃が続いた。シュート7本は広島の半分だったが、それでも阿部のゴールを守り切った守備は評価したい。
 
広島 5.5
P・ウタカをターゲットにしながら、2シャードとウイングバックが絡んだ時の仕掛けは迫力十分。シュート数はG大阪の倍となる14本を放ち、攻撃はある程度機能していたが、最後の精度を最後まで欠いた。

【G大阪 1-0 広島 PHOTO】阿部の値千金のミドルシュートをG大阪が守りきって勝利を掴む!
 

【G大阪|採点・寸評】

GK
1 東口順昭 6
P・ウタカの突進に躊躇せず飛び込んでボールをキャッチ。最終ライン裏のカバーリングも含めて、常に集中を切らさなかった。
 
DF
14 米倉恒貴 6.5
柏との1対1が多くなるも簡単に突破は許さず、後半はほぼ何もさせず。クロスの質は低かったが、49分には股抜きからシュートを放つなど、ゴールへの意欲は評価に値する。
 
5 丹羽大輝 6
相手がパスを回す状況に応じて周囲に指示を送り、緻密に最終ラインを上げ下げするなど巧みにコントロール。裏を突かれる場面もあったが、一定の安定感を保った。
 
6 金 正也 6.5
P・ウタカとの空中戦で競り勝つなど制空権を握り、米倉に通した対角線のフィードは圧巻。後半には、ギリギリのところで足を伸ばしてピンチを脱するなど、随所に効いていた。
 
22 オ・ジェソク 6
阿部とのコンビネーションによる崩しは少なかったが、それでも力強い突破で相手エリアに迫った。序盤はミキッチに手を焼くも、以降は粘り強い守備で勝利に貢献。
 
MF
15 今野泰幸 6
中央への縦パスを警戒しつつ、サイドにも目を光らせるなど、広範囲に気を配った。倉田とのコンビも板に付いてきた感があり、後半は中央突破を上手くケアした。
 
11 倉田 秋 6
ビルトアップの局面には必ず顔を出し、パスを散らしながら攻撃のリズムを作る。逆サイドまで見えているあたりにセンスを感じた一方、パスの精度に課題を残した。
 
9 アデミウソン 5.5(69分OUT)
41分に見せた単独突破は真骨頂だが、前半は周囲との呼吸がいまひとつ。長沢に代わって1トップに入った後半はボールを受ける場面が増え、先制点にも間接的に関与した。
 
 

P・ウタカ(9番)への警戒を怠らなかったG大阪守備陣。危ない場面は作られたものの、ギリギリのところで阻止し、ゴールを許さなかった。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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