決めきれないFC東京の隙を突き、大宮の岩上が決勝点。
2016年シーズンのJ1リーグ開幕戦が2月27日、各地で行なわれた。昨シーズン年間4位のFC東京は、味の素スタジアムに昇格組の大宮を迎えた。
23日のACL・全北現代戦(1-2)から中2日のFC東京は、負傷中の駒野に代えて梶山をスタメンで起用。橋本を右SBに回し、梶山をボランチに据える4-4-2で挑んだ。
一方、昨季のJ2を制した大宮は、新加入のN・ペチュニクと岩上を先発させ、D・ムルジャ&家長の2トップが縦関係を築く4-4-2を採用した。
前半は個人能力に勝るFC東京が優位に試合を進めた。2トップの前田と阿部、サイドハーフの東と水沼がタメを作り、そこにサイドバックが絡む厚みのある攻撃で大宮守備陣に揺さぶりをかける。複数人が連動したパスワークで崩す場面や、前田の高さを活かしたクロスなど、多彩なパターンを披露した。
対する大宮は、家長を起点に打開を狙うも、素早い切り替えでプレスをかけてくるFC東京の守備に手を焼いた。目立ったチャンスは、右からのクロスにムルジャがヘッドで合わせた場面くらいで、劣勢を覆せないままハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、FC東京は水沼に代えて河野を投入し、攻撃のリズムを変える。試合展開は前半と同じく、ポゼッション率で上回るFC東京が主導権を握った。
しかし、FC東京がなかなかゴールを奪えないでいると、大宮が隙をついて先制に成功する。
69分、和田の縦パスを受けたD・ムルジャが右サイドを突破し、中央へクロスを上げる。これに合わせた家長のシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球に反応した岩上が左足でねじ込んだ。劣勢に耐えて掴んだ千載一遇のチャンスを、しっかりとものにした。
ビハインドを背負ったFC東京は、77分に田邉を投入。攻撃的な選手交代で1点を狙ったが、最後まで大宮の堅い守備を崩せずに、0-1のまま終了の笛を聞いた。
これでFC東京は、ACLの全北現代戦に続いて公式戦2連敗。6シーズンぶりに復帰した城福監督の船出は、厳しいものとなった。
23日のACL・全北現代戦(1-2)から中2日のFC東京は、負傷中の駒野に代えて梶山をスタメンで起用。橋本を右SBに回し、梶山をボランチに据える4-4-2で挑んだ。
一方、昨季のJ2を制した大宮は、新加入のN・ペチュニクと岩上を先発させ、D・ムルジャ&家長の2トップが縦関係を築く4-4-2を採用した。
前半は個人能力に勝るFC東京が優位に試合を進めた。2トップの前田と阿部、サイドハーフの東と水沼がタメを作り、そこにサイドバックが絡む厚みのある攻撃で大宮守備陣に揺さぶりをかける。複数人が連動したパスワークで崩す場面や、前田の高さを活かしたクロスなど、多彩なパターンを披露した。
対する大宮は、家長を起点に打開を狙うも、素早い切り替えでプレスをかけてくるFC東京の守備に手を焼いた。目立ったチャンスは、右からのクロスにムルジャがヘッドで合わせた場面くらいで、劣勢を覆せないままハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、FC東京は水沼に代えて河野を投入し、攻撃のリズムを変える。試合展開は前半と同じく、ポゼッション率で上回るFC東京が主導権を握った。
しかし、FC東京がなかなかゴールを奪えないでいると、大宮が隙をついて先制に成功する。
69分、和田の縦パスを受けたD・ムルジャが右サイドを突破し、中央へクロスを上げる。これに合わせた家長のシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球に反応した岩上が左足でねじ込んだ。劣勢に耐えて掴んだ千載一遇のチャンスを、しっかりとものにした。
ビハインドを背負ったFC東京は、77分に田邉を投入。攻撃的な選手交代で1点を狙ったが、最後まで大宮の堅い守備を崩せずに、0-1のまま終了の笛を聞いた。
これでFC東京は、ACLの全北現代戦に続いて公式戦2連敗。6シーズンぶりに復帰した城福監督の船出は、厳しいものとなった。