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【J1速報】「残留争い決戦」を制した松本は貴重な勝点3。清水は無念の敗戦で次節にも降格

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年10月03日

岩上が鮮やかなFKで決勝ゴール。勝負を分けたのは杉山と前田の交錯プレー。

36分、ゴール手前で獲得したFKでキッカーを務めた岩上(8番)。ボールはゴール左上に吸い込まれ、この一撃が決勝ゴールとなった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

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  J1リーグ第2ステージ・13節の松本対清水戦が、10月3日に松本平広域公園総合球技場で行なわれ、勝利したホームの松本が残留に望みをつないだ。敗れた清水は残留から大きく遠のいた。
 
【J1 PHOTOハイライト】2ndステージ・13節

 年間16位の松本(勝点24)と年間最下位の清水(勝点21)はともに残留を争うなか、序盤からトップギアで入ったのはホームの松本だった。開始3分、岩上がミドルシュートを放って積極性を見せると、激しいプレッシングで主導権の掌握を図る。一方の清水は、鄭やP・ウタカらを起点に攻撃を組み立て、鋭いカウンターも織り交ぜながら反撃に出る。
 
 清水にアクシデントが起きたのは33分。エリア手前で前田に激しく寄せた杉山が、右膝を地面に引っかけたまま地面に倒れて負傷。判定は杉山のファウルとなり、このFKを岩上が鮮やかに決めて松本が先制した。直後の38分、杉山は右膝負傷により竹内と交代を余儀なくされ、清水にとっては“ダブルパンチ”を食らう形となってしまう。
 
 後半はともにメンバー交代をせずにスタート。劣勢の清水が攻撃に打って出るが、松本も速攻やセットプレーから好機を作り出す展開となり、一進一退の攻防が続く。清水は流れを変えるべく60分、平岡に代わって白崎を投入し、攻撃色をより鮮明にする。リードする松本も78分、ドリブルで再三仕掛けていた前田に代わって31歳のベテラン・工藤を起用し、85分にオビナに代わって塩沢を入れて試合の“締め”にかかった。
 
 ロスタイムは4分。最後までギリギリの攻防が続くも、松本が9試合ぶり、約2か月ぶりの勝利を挙げて、会場には「松本!」コールが鳴り響いた。敗れた清水は、前半終了間際に警告を受けた鄭が次節出場停止。次節のホーム仙台戦で降格が決まる可能性もある。
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