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【J1展望】2ndステージ・9節|G大阪 – 湘南|G大阪はステージ優勝に向けて「背水の陣」。“走力合戦”になれば――湘南が有利?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年08月29日

G大阪――3試合連続で「4-2-3-1」を採用か。湘南――ベールを脱ぐ新助っ人アモリンの起用法がポイントに?

故障者/G大阪=米倉、内田 湘南=大竹
出場停止/G大阪=なし 湘南=なし

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J1リーグ ndステージ・9節
ガンバ大阪 - 湘南ベルマーレ
8月30日(日)/19:00/万博記念競技場
 
ガンバ大阪
2ndステージ成績(8節終了時):8位 勝点12 3勝3分2敗 13得点・12失点
年間成績(25試合終了時):4位 勝点44 12勝8分5敗 37得点・25失点
 
【最新チーム事情】
●日本代表に4人(東口、丹羽、米倉、宇佐美)が選出される。
●26日のACL準々決勝第1戦・全北現代戦は押し込まれながらも0-0のドロー。
●リーグ戦3試合連続で宇佐美を左MFに置いた「4-2-3-1」を採用か。
●米倉は怪我の影響でACLの全北現代戦を欠場。湘南戦に間に合うか?
●遠藤がJ1通算100得点まであと2得点。
 
【担当記者の視点】 
 コンディション面では、湘南よりも分が悪い。8月26日にアウェーでACL準々決勝第1戦・全北現代戦を行ない、0-0のスコアレスドローに終わった。ベスト4進出に向けて上々の結果だが、激闘を終えてダメージは小さくない。中3日でJリーグ屈指の走力を誇る湘南を迎え撃つだけに、“走力合戦”になれば苦戦は必至だ。
 
 採用システムもポイントになる。全北現代戦は4-4-2でスタートするも、前半は相手に主導権を握られた。後半開始から倉田をトップ下、宇佐美を左MFに置く4-2-3-1へシステムを変更し、徐々にリズムを作っており、長谷川監督も後半の戦いに一定の手応えを掴んでいる。リーグ戦では、FC東京戦から前節の清水戦まで2試合続けて4-2-3-1を採用しており、戦術が徐々に浸透しているのは吉兆だ。
 
 日本代表の9月シリーズのメンバーに選出された4人はもちろん、東アジアカップでプレーした倉田、藤春も“高み”を知るだけにモチベーションは極めて高い。ただ第2ステージ制覇を目指すうえで、今はとにかく勝点3を積み重ねて、首位との差を少しでも詰めたいところだ。
 
 逆にこの一戦を落とすと、ふた桁まで順位が下がる可能性もあり、優勝の二文字はさらに遠のく。仮に首位の鹿島が勝利すれば、残り8試合で勝点10差となり、逆転は極めて難しい。G大阪にとって、この湘南戦はすでに「背水の陣」と言える。
 
 
 
湘南ベルマーレ
2ndステージ成績:(8節終了時):4位 勝点14 4勝2分2敗 11得点・8失点
年間成績(25試合終了時):10位 勝点36 10勝6分9敗 31得点・32失点
 
【最新チーム事情】
●前節の川崎戦に続いて、“大物食い”に挑む!
●難しい先発予想。前節から若干の変更もあるか?
●日本代表の遠藤はパトリック&宇佐美封じに挑む。
●大槻がシャドーに復帰し、菊地俊が久々にボランチか。
●刺激し合うアリソンとアモリン。
 
【担当記者の視点】
 前節の川崎戦をドラマチックな勝利で飾り、チーム全体が勢いづいている。
 
 それだけに難しいのが先発予想だ。前節から入れ替えずに臨む可能性は十分にある。一方、大事を取って川崎戦を欠場した大槻が全体練習に復帰しており、前線はCF藤田、シャドー大槻&高山というトライアングルを組む可能性もある。その際は、菊地俊が久々にボランチに入り、今野や遠藤に対応することになるか。
 
 東アジアカップに続き日本代表に選ばれた遠藤は、宇佐美と対峙する。前節はセットプレーの流れから、その宇佐美にこぼれ球を叩き込まれているだけに、『宇佐美を抑えること』が最大のテーマになる。
 
 状況によっては、カウンターなどからサイドに流れてきたパトリックと宇佐美のふたりに、遠藤ひとりで対応しなければならない数的不利な状況も訪れるだろう。そんな時こそ、これまでの経験の集大成とも言える、頭脳的かつ力強い守備を見せたい。
 
 また、注目されるのがトップチーム登録直後に川崎戦でベンチ入りしたFWアモリンだ。川崎戦では彼の加入に刺激を受けたアリソンが決勝ゴールを奪い、湘南スタイルの“先輩”(年齢は19歳のアリソンのほうが6歳年下)としてのプライドを見せ付けた。
 
 その一撃に逆に刺激を受けた技巧派のアモリンが、もしもG大阪戦でデビューすれば……どのようなプレーを見せるか注目が集まる。練習では、日本人選手とは明らかに異なる柔らかなボールタッチからゴールを決めている。準備は万端。インパクトを残す可能性は十分ある。
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