柏――攻守に右肩上がり。勝利でACLに弾みを。 松本――精力的なハイプレスで流れを掴め!
J1リーグ 2ndステージ・8節
柏レイソル – 松本山雅FC
8月20日(木)/19:00/日立柏サッカー場
柏レイソル
2ndステージ成績(7節終了時):3位 勝点15 5勝0分2敗 10得点・6失点
年間成績(24試合終了時):9位 勝点33 9勝6分9敗 32得点・31失点
【最新チーム事情】
●前節の広島戦は第2ステージだけで5回目の完封試合と、守備面に安定感が増す。
●8月25日に広州恒大とのACL準々決勝・第1戦を控えているため、選手を入れ替えて臨む可能性あり。
●大津がついに全体練習に合流。当初の予定よりも約1か月早い復帰を果たす。
【担当記者の視点】
前節の広島戦は、今季のベストマッチのひとつと言っていい内容だった。シーズン最多得点・最少失点を誇る広島に対し、3—0と攻守に質の高いパフォーマンスを見せ、第2ステージの優勝争いへ向けて十分な手応えを掴んだはずだ。
ただ、来週からアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が再開される。今節の松本戦も25日に準々決勝・第1戦を控えることから、土曜開催の試合を前倒しにして行なわれるわけだが、第1ステージではACLとの並行日程に苦しんだように、柏にとってはここから先が正念場となる。
現在、ステージ首位の鹿島と勝点差1とあって、JリーグとACLのどちらにプライオリティを置くということはないにしても、今回のリーグ戦から広州恒大戦までの間隔が中4日と詰まっているため、松本戦はメンバーを入れ替える可能性もある。
小林、秋野ら若手の台頭、エデルソンの加入、大津の復帰など選手層には厚みが増しており、吉田監督が連戦でどういったメンバーを送り込むかが注目される。勝って首位の鹿島にプレッシャーをかけ、ACLへ良い流れを持って向かいたい。
松本山雅FC
2ndステージ成績(7節終了時):15位 勝点6 2勝0分5敗 6得点・15失点
年間成績(24試合終了時):16位 勝点21 6勝3分15敗 23得点・41失点
【最新チーム事情】
●前節に飯尾が頭部を負傷。左サイドは故障明けの岩沼になりそう。
●中3日の3連戦最後となるが、飯尾以外のスタメンは替えずに臨むのが濃厚。
●反町監督は、前節にハットトリックしたクリスティアーノを警戒。
【担当記者の視点】
第2ステージに入り、一時は2連勝と波に乗りかけたが、その後は3連敗と失速。いまだ年間順位では降格圏内から抜け出せずにいる。
もっとも、前節の名古屋戦は負けはしたものの、多くのゴールチャンスを作るなど、内容的にそこまで悲観するものではなかった。
自慢の運動量が活きる夏場に思うような結果を残せていないのは誤算だが、内容では小さくない手応えを掴んでいるはず。相手はここ5試合で4勝1敗と好調を維持しており(しかも前節は首位の広島に完勝)、苦戦は覚悟しなければならない。それだけに、チームの根幹をなすアグレッシブな姿勢は最後まで貫きたい。
クリスティアーノに細心の注意を払うのはもちろん、柏のテンポの良いパスワークを寸断するためには、高い位置からの精力的なハイプレスが鍵を握る。ハードワークをベースに工藤やオビナ、岩上、喜山ら前線と中盤の連動した守備で相手のリズムを狂わせ、ショートカウンターで仕留めたい。
柏レイソル – 松本山雅FC
8月20日(木)/19:00/日立柏サッカー場
柏レイソル
2ndステージ成績(7節終了時):3位 勝点15 5勝0分2敗 10得点・6失点
年間成績(24試合終了時):9位 勝点33 9勝6分9敗 32得点・31失点
【最新チーム事情】
●前節の広島戦は第2ステージだけで5回目の完封試合と、守備面に安定感が増す。
●8月25日に広州恒大とのACL準々決勝・第1戦を控えているため、選手を入れ替えて臨む可能性あり。
●大津がついに全体練習に合流。当初の予定よりも約1か月早い復帰を果たす。
【担当記者の視点】
前節の広島戦は、今季のベストマッチのひとつと言っていい内容だった。シーズン最多得点・最少失点を誇る広島に対し、3—0と攻守に質の高いパフォーマンスを見せ、第2ステージの優勝争いへ向けて十分な手応えを掴んだはずだ。
ただ、来週からアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が再開される。今節の松本戦も25日に準々決勝・第1戦を控えることから、土曜開催の試合を前倒しにして行なわれるわけだが、第1ステージではACLとの並行日程に苦しんだように、柏にとってはここから先が正念場となる。
現在、ステージ首位の鹿島と勝点差1とあって、JリーグとACLのどちらにプライオリティを置くということはないにしても、今回のリーグ戦から広州恒大戦までの間隔が中4日と詰まっているため、松本戦はメンバーを入れ替える可能性もある。
小林、秋野ら若手の台頭、エデルソンの加入、大津の復帰など選手層には厚みが増しており、吉田監督が連戦でどういったメンバーを送り込むかが注目される。勝って首位の鹿島にプレッシャーをかけ、ACLへ良い流れを持って向かいたい。
松本山雅FC
2ndステージ成績(7節終了時):15位 勝点6 2勝0分5敗 6得点・15失点
年間成績(24試合終了時):16位 勝点21 6勝3分15敗 23得点・41失点
【最新チーム事情】
●前節に飯尾が頭部を負傷。左サイドは故障明けの岩沼になりそう。
●中3日の3連戦最後となるが、飯尾以外のスタメンは替えずに臨むのが濃厚。
●反町監督は、前節にハットトリックしたクリスティアーノを警戒。
【担当記者の視点】
第2ステージに入り、一時は2連勝と波に乗りかけたが、その後は3連敗と失速。いまだ年間順位では降格圏内から抜け出せずにいる。
もっとも、前節の名古屋戦は負けはしたものの、多くのゴールチャンスを作るなど、内容的にそこまで悲観するものではなかった。
自慢の運動量が活きる夏場に思うような結果を残せていないのは誤算だが、内容では小さくない手応えを掴んでいるはず。相手はここ5試合で4勝1敗と好調を維持しており(しかも前節は首位の広島に完勝)、苦戦は覚悟しなければならない。それだけに、チームの根幹をなすアグレッシブな姿勢は最後まで貫きたい。
クリスティアーノに細心の注意を払うのはもちろん、柏のテンポの良いパスワークを寸断するためには、高い位置からの精力的なハイプレスが鍵を握る。ハードワークをベースに工藤やオビナ、岩上、喜山ら前線と中盤の連動した守備で相手のリズムを狂わせ、ショートカウンターで仕留めたい。