神戸――ホームで首位チームを下し、ここまでの鬱憤を晴らせるか。 広島――熟練の戦いぶりで首位の座を固めにかかる。
J1リーグ2ndステージ・5節
ヴィッセル神戸-サンフレッチェ広島
7月29日(水)/19:00/ノエビアスタジアム神戸
ヴィッセル神戸
2ndステージ成績(4節終了時):4位 勝点7 2勝1分1敗 9得点・4失点
年間成績(21試合終了時):11位 勝点26 6勝8分7敗 26得点・23失点
【最新チーム事情】
●前節のG大阪戦(●1-2)で退場した相馬の代役は安田で固い。
●前回対戦した第1ステージ・4節(○1-0)の再現を狙う。
●3か月以上勝利のないホームで踏ん張れるか。
【担当記者の視点】
前節のG大阪戦は前半に相馬が退場し、その後は粘ったものの1-2で第2ステージ初黒星を喫した。しかし、「10人になってからも戦えたと思うし、悪くなかった」(岩波)と、選手たちは口々に手応えを語っており、チームの状態は悪くない。
今節の相手は、第2ステージ4連勝中と絶好調の広島だ。前回(第1ステージ4節)は今季初となる3-4-2-1で臨み、リーグ戦初勝利(○1-0)を挙げただけにその再現を狙う。
出場停止の相馬の代役は安田で固い。また、前節は森岡をボランチで起用したが、バランスを重視するのであれば三原をボランチに入れ、森岡をシャドーに上げる形が予想される。
リーグ戦でいまだ1勝、3か月以上勝利のないホームで久々の歓喜となるか。首位チームからの勝利であれば、サポーターたちの鬱憤も晴らせそうだが……。
サンフレッチェ広島
2ndステージ成績(4節終了時):1位 勝点12 4勝0分0敗 14得点・4失点
年間成績(21試合終了時):1位 勝点46 14勝4分3敗 43得点・20失点
【最新チーム事情】
●ミキッチを休ませ、清水を起用か。
●前節、10戦負けなしのJ1クラブ新記録を達成。
●12年連続二桁得点まで1得点のエース佐藤は「PKは蹴る」。
●塩谷が紅白戦復帰も、神戸戦の出場は欠場の見込み。
【担当記者の視点】
年間首位の座を奪い、第2ステージではリーグ唯一の4連勝。10戦連続負けなしのクラブJ1新記録を更新し、見た目には絶好調に見えるが、内実は決して盤石ではない。
前節の横浜戦ではボール支配率で下回り、ビルドアップ時のミスも多い。パス成功率や総本数を見ても広島らしさは少なく、失点にしても決して少ないとは言えない。だが、それでも勝点を積み重ねているしぶとさは、チームが本質的に「勝ち方を知っている」証しだろう。
カウンターでも遅攻でも得点できる勝負強さを備え、引いた守備をこじ開ける手法もチームに染みついている。塩谷や柴﨑が離脱中でも勝利を掴むなど、以前はウイークポイントだった選手層の厚みも作り上げた。
神戸は第1ステージでカウンターから失点し、シーズン初黒星を喫した相手。「ネルシーニョ監督は必ず我々への対策を用意している。良い補強をしているし、チーム力も上がっているから、間違いなく苦しめられる」と森保監督は警戒心を緩めない。
ミッドウィークの試合ということもあり、右WBにはチーム最年長のミキッチではなく、清水を起用する可能性が強いが、「清水についてはまったく心配していない。攻守に能力が高いから」と指揮官は全幅の信頼を置いている。
ヴィッセル神戸-サンフレッチェ広島
7月29日(水)/19:00/ノエビアスタジアム神戸
ヴィッセル神戸
2ndステージ成績(4節終了時):4位 勝点7 2勝1分1敗 9得点・4失点
年間成績(21試合終了時):11位 勝点26 6勝8分7敗 26得点・23失点
【最新チーム事情】
●前節のG大阪戦(●1-2)で退場した相馬の代役は安田で固い。
●前回対戦した第1ステージ・4節(○1-0)の再現を狙う。
●3か月以上勝利のないホームで踏ん張れるか。
【担当記者の視点】
前節のG大阪戦は前半に相馬が退場し、その後は粘ったものの1-2で第2ステージ初黒星を喫した。しかし、「10人になってからも戦えたと思うし、悪くなかった」(岩波)と、選手たちは口々に手応えを語っており、チームの状態は悪くない。
今節の相手は、第2ステージ4連勝中と絶好調の広島だ。前回(第1ステージ4節)は今季初となる3-4-2-1で臨み、リーグ戦初勝利(○1-0)を挙げただけにその再現を狙う。
出場停止の相馬の代役は安田で固い。また、前節は森岡をボランチで起用したが、バランスを重視するのであれば三原をボランチに入れ、森岡をシャドーに上げる形が予想される。
リーグ戦でいまだ1勝、3か月以上勝利のないホームで久々の歓喜となるか。首位チームからの勝利であれば、サポーターたちの鬱憤も晴らせそうだが……。
サンフレッチェ広島
2ndステージ成績(4節終了時):1位 勝点12 4勝0分0敗 14得点・4失点
年間成績(21試合終了時):1位 勝点46 14勝4分3敗 43得点・20失点
【最新チーム事情】
●ミキッチを休ませ、清水を起用か。
●前節、10戦負けなしのJ1クラブ新記録を達成。
●12年連続二桁得点まで1得点のエース佐藤は「PKは蹴る」。
●塩谷が紅白戦復帰も、神戸戦の出場は欠場の見込み。
【担当記者の視点】
年間首位の座を奪い、第2ステージではリーグ唯一の4連勝。10戦連続負けなしのクラブJ1新記録を更新し、見た目には絶好調に見えるが、内実は決して盤石ではない。
前節の横浜戦ではボール支配率で下回り、ビルドアップ時のミスも多い。パス成功率や総本数を見ても広島らしさは少なく、失点にしても決して少ないとは言えない。だが、それでも勝点を積み重ねているしぶとさは、チームが本質的に「勝ち方を知っている」証しだろう。
カウンターでも遅攻でも得点できる勝負強さを備え、引いた守備をこじ開ける手法もチームに染みついている。塩谷や柴﨑が離脱中でも勝利を掴むなど、以前はウイークポイントだった選手層の厚みも作り上げた。
神戸は第1ステージでカウンターから失点し、シーズン初黒星を喫した相手。「ネルシーニョ監督は必ず我々への対策を用意している。良い補強をしているし、チーム力も上がっているから、間違いなく苦しめられる」と森保監督は警戒心を緩めない。
ミッドウィークの試合ということもあり、右WBにはチーム最年長のミキッチではなく、清水を起用する可能性が強いが、「清水についてはまったく心配していない。攻守に能力が高いから」と指揮官は全幅の信頼を置いている。