最後に通るフロアには…
2019年、ロンドンに革新的なスタジアムが完成した。トッテナムの本拠地『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』だ。
旧本拠地ホワイト・ハート・レーンの跡地に建てられた約6万2000人収容のスタジアムの建設費用は、約10億ポンド(約1450億円)以上とその金額がスケールの大きさを物語る。
またサッカースタジアムとしては初のビールの醸造所やバーカウンターも併設されている。そして注目なのは、ピッチが格納式の二層構造になっている点だ。天然芝のピッチの下にはNFL用の人工芝が敷かれており、二刀流スタジアムとして稼働する。
今回はその近未来的なスタジアムのツアーに参加して内部を見学。その魅力を伝えたい。
――◆――◆――
最寄りの『White Hart Lane』駅を出て少し歩くと、住宅街の間からスタジアムが顔を覗かせる。遠くから見ても迫力がある外観は、試合がない日に訪れても圧倒されるほどの存在感で、駅から徒歩で約3分とアクセスも最高だ。
そんな最新スタジアムの向かいにある商店の壁には、かつてのエース、ハリー・ケインが描かれている。
スタジアムの敷地内に入って歩いていると、スタジアムツアーの受付場所である公式のオフィシャルショップ『Tottenham Experience』に到着。ここでチケットを購入して音声ガイドとヘッドホンを受け取り、自由見学方式のツアーが始まる。
旧本拠地ホワイト・ハート・レーンの跡地に建てられた約6万2000人収容のスタジアムの建設費用は、約10億ポンド(約1450億円)以上とその金額がスケールの大きさを物語る。
またサッカースタジアムとしては初のビールの醸造所やバーカウンターも併設されている。そして注目なのは、ピッチが格納式の二層構造になっている点だ。天然芝のピッチの下にはNFL用の人工芝が敷かれており、二刀流スタジアムとして稼働する。
今回はその近未来的なスタジアムのツアーに参加して内部を見学。その魅力を伝えたい。
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最寄りの『White Hart Lane』駅を出て少し歩くと、住宅街の間からスタジアムが顔を覗かせる。遠くから見ても迫力がある外観は、試合がない日に訪れても圧倒されるほどの存在感で、駅から徒歩で約3分とアクセスも最高だ。
そんな最新スタジアムの向かいにある商店の壁には、かつてのエース、ハリー・ケインが描かれている。
スタジアムの敷地内に入って歩いていると、スタジアムツアーの受付場所である公式のオフィシャルショップ『Tottenham Experience』に到着。ここでチケットを購入して音声ガイドとヘッドホンを受け取り、自由見学方式のツアーが始まる。
最初に通るロビーにはこれまで獲得してきた数々のトロフィーが展示されている。そこからミックスゾーンを抜けて右へ曲がると、ホームチームのロッカールームがあった。
ホーム側にはウォームアップルームや治療室、選手の食堂、コーチ陣専用の部屋まであり、どれもサッカースタジアムとは思えない豪華な設備と内装だった。
その反対サイドにあるのはアウェーチームのロッカールーム。他のプレミアリーグクラブのユニホームが飾られていた。ガイドによると、イングランドではアウェー側のロッカールームのほとんどがホーム側より単調に作られているそうだが、それはスパーズの流儀ではないのだという。ホームチームのロッカーとも見劣りしないクオリティだった。
続いて正面に向かい、選手の入場口を通過してピッチを見学。その状態の良さに驚いた。このスタジアムは自然の日光や風が入りにくい設計になっているようだが、テクノロジーを使って、送風機や特殊な照明、給水システムで芝生を管理しており、つねに最高の状態を保っているのだという。
また、スタンドの最前列からピッチまでの距離はわずか4.9~6.9メートルほどで、臨場感は抜群だ。
そのあと記者会見室やインタビュールームを抜けて、メディアカフェへ。広く、座席数も多い綺麗な店内には、PS5をプレーできる場所まであった。そして、最後に通るフロアには旧本拠地ホワイト・ハート・レーンの床の一部が埋め込まれていた。
これでツアーは終了。スパーズは改めて、あらゆる面で欧州屈指のビッグクラブだと感じずにはいられなかった。
取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部/特派)
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ホーム側にはウォームアップルームや治療室、選手の食堂、コーチ陣専用の部屋まであり、どれもサッカースタジアムとは思えない豪華な設備と内装だった。
その反対サイドにあるのはアウェーチームのロッカールーム。他のプレミアリーグクラブのユニホームが飾られていた。ガイドによると、イングランドではアウェー側のロッカールームのほとんどがホーム側より単調に作られているそうだが、それはスパーズの流儀ではないのだという。ホームチームのロッカーとも見劣りしないクオリティだった。
続いて正面に向かい、選手の入場口を通過してピッチを見学。その状態の良さに驚いた。このスタジアムは自然の日光や風が入りにくい設計になっているようだが、テクノロジーを使って、送風機や特殊な照明、給水システムで芝生を管理しており、つねに最高の状態を保っているのだという。
また、スタンドの最前列からピッチまでの距離はわずか4.9~6.9メートルほどで、臨場感は抜群だ。
そのあと記者会見室やインタビュールームを抜けて、メディアカフェへ。広く、座席数も多い綺麗な店内には、PS5をプレーできる場所まであった。そして、最後に通るフロアには旧本拠地ホワイト・ハート・レーンの床の一部が埋め込まれていた。
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定価:800円(税込)
定価:980円(税込)
定価:1100円(税込)