７月11日に龍仁で開催されたE-１選手権（東アジア選手権）の第２戦で、韓国代表は香港と対戦。２－０で勝利し、２連勝を飾った。

　27分にMFカン・サンユンの反転シュートで先制した韓国は、67分にイ・ホジェのヘッド弾で加点。３－０で快勝した中国戦に続いて完封で白星を収めた。

　だが、日本が６－１で圧勝した香港から２点しか奪えず、韓国のメディアは不満のようだ。

『マイデイリー』が「日本より４ゴールも少ない」と報じれば、『インターフットボール』は「日本はなんと６ゴール。韓国はイモのような決定力で２－０」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「事実上、最後の試合である日韓戦が『優勝決定戦』とされるなか、得失点差が後で重要になる。韓国が最弱とされる香港を倒し、日本も中国を無難に制圧した場合、３戦目で引き分ければ、２勝１分けで並び、得失点差で優勝が決まる。だから今回の香港戦はできるだけ多くのゴールを入れる必要があった」
 

　同メディアは「韓国代表は香港の密集する守備にかなり苦戦した。香港から６ゴールを入れた日本と得点力が比較される。最弱の香港戦でできるだけ多くのゴールを入れなければならなかったが、そうできなかった。ホン・ミョンボ監督のチームは、最後の日本戦で勝利を狙わなければならない」と続けた。

　12日の中国戦に森保ジャパンが勝利すれば、韓国戦に引き分け以上で連覇が決定することになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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