レアル・ソシエダのMF久保建英は、今夏の去就が注目されている。

　そんななか、レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』が６月13日、「フロレンティーノ・ぺレス会長とシャビ・アロンソ監督はクラブ・ワールドカップ後のクボの復帰について合意に達した」と見出しを打ち、古巣へ復帰する可能性について報じた。

　マドリーは、2022年夏に久保をレアル・ソシエダに売却する際、他のチームからオファーが来た場合の優先交渉権と、移籍した場合の移籍金の半分を受け取れる権利を有した。つまり、他クラブからソシエダに正式なオファーが届けば、マドリーは先に交渉でき、実質“半額”で再獲得できる。では、シャビ・アロンソ新監督は、古巣ソシエダの24歳を必要とするのか。

　同メディアは「マドリーは、この日本人選手を再獲得するオプションを有しているが、このオプションは行使しないことで（クラブ内で）合意した。それどころか、彼が第三者に売却され、移籍金の半額を受け取る可能性もある。これは、マドリーにとって非常に興味深い動きとなる」と報道。こう続けている。

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「ソシエダでの彼のパフォーマンスは、移籍を求める動機にはなっていない。彼には6000万ユーロの契約解除金があり、マドリーは3000万ユーロで獲得する可能性もあったが、関心を示していない。マドリーにはすでに、同じレベルの選手でより魅力的な選手が他にもいるし、マドリー戦での彼の態度もいい印象を与えていない」

　マドリーは最大でも3000万ユーロと格安でこのレフティを手にできるわけだが、再獲得の意思はないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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