日本代表は、６月の北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、６月５日に敵地パースでオーストラリア代表と、同10日に大阪でインドネシア代表と対戦する。

　すでに本大会出場を決めている森保ジャパンは、この２試合に挑むメンバーを３月シリーズからなんと14人を変更。板倉滉、菅原由勢、守田英正、田中碧、三笘薫、伊東純也、堂安律、南野拓実、上田綺世、前田大然らの常連組を外した。

　一方で、鈴木淳之介、熊坂光希、佐野航大、平河悠、三戸舜介、俵積田晃太、佐藤龍之介を初招集。渡辺剛、佐野海舟、鈴木唯人は最終予選初選出となった。

　このメンバー発表を受け、最終節に対戦するインドネシアのメディア『tv1news.com』は、「日本代表は２軍を起用し、森保一監督は依然としてインドネシア代表を軽視している。２軍で戦っても、インドネシアに勝てると自信を持っている」と報じた。

　これに韓国のメディア『OSEN』が反応。「事情を知らないインドネシアは、日本代表の三笘ら主力選手の除外に、『我々を無視しているのか』と反論」と題した記事で、「インドネシアは日本代表の２軍の選出を非難している」と伝えた。

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　同メディアは、「日本は世界で最も早く北中米ワールドカップ本選進出を確定して余裕がある状況だ。残りの試合で新たな選手を起用し、これまでとは異なる陣容を目ざす方針だ」と綴り、こう続けた。

「パトリック・クライファート監督を任命したインドネシアは、日本が１軍を自国の試合に派遣しないことに『日本は２軍でもインドネシアに勝てると過小評価している』と激怒した」

　そして、「すでにワールドカップ出場を決めている以上、海外組の選手を全員起用する必要はない。しかも、たとえ２軍を起用したとしても、インドネシアを圧倒すると予想されている」と主張した。

「インドネシアは日本がセカンドチームを起用してくれることに感謝すべきだろう。インドネシアが勝利する可能性は高くない」

　なぜインドネシアメディアが過敏に反応したのか、理解できないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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