今シーズンの爆発で、前田大然は夏の去就が注目されている。だが、セルティックで今後が騒がれているのは、前田だけではない。旗手怜央もそのひとりだ。

　中盤に欠かせない存在として確かな立場を手にしている旗手。セルティックとの契約は2028年までだ。通常であれば、身の振り方が論じられる夏ではない。

　だが、旗手もセルティック加入から３年半が経とうとしている。複数のクラブからの関心を巡るうわさは後を絶たない。常にステップアップの可能性が取りざたされているのは周知のとおりだ。

　専門サイト『Celts Are Here』によると、『Sun』紙のロジャー・ハンナ記者は、夏にセルティックを去るかもしれないのは旗手だと述べた。前田以上に退団の確率が高いと見ているという。

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　同記者は「セルティックは毎年誰かを売るというモデルだ。そしてそれを本当に、本当にうまく機能させてきた。昨年はマット・オライリーがブライトンへ移籍し、半額以下でアルネ・エンゲルスを獲得してうまくやった。その前年はジョッタが去り、その後に戻っている」と話した。

「だから、セルティックは毎年ひとりを放出する傾向にある。そして今のスカッドを見て、最も候補となるのはレオ・ハタテだろう。マエダ以上に彼だと思う」

「ここでハタテが移籍しなければ、売るクラブとしてセルティックにとって彼の価値はおそらく下がるだろう。そして関心も減るかもしれない。28歳、29歳になれば、注目するチームは減る。だから、この夏はすべてが重なってハタテが去るかもしれないと思う」

　来シーズンで28歳になる旗手だけに、キャリアの重要なステージを迎えているのは確かだ。５大リーグ挑戦の可能性はあるのか。前田とともに、今後に関する進展から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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