「彼は決して問題にしなかった」
苦しいシーズンだった。それでも、プレミアリーグ優勝への貢献は認められている。
遠藤航が所属するリバプールは4月27日、第34節でトッテナムにホームで5-1と快勝し、5シーズンぶりの優勝を果たした。イングランド1部リーグで通算20回目の戴冠だ。
日本代表キャプテンはベンチスタートながら、76分から途中出場。右SBでの起用だったが、試合終了のホイッスル、つまり優勝の瞬間をピッチで迎えた。
アルネ・スロット監督が就任した今季、遠藤が出場機会を失ったことは周知のとおりだ。プレミアリーグ出場は17試合。スタメンに名を連ねたことは一度もない。ほとんどが終盤の投入で、プレータイムは通算157分にとどまった。
公式戦全体でも同様だ。チャンピオンズリーグで6試合、リーグカップで4試合、FAカップで2試合に出場したが、先発出場は計6試合。今季の出場時間は通算で762分しかない。
しかし、2月で32歳になったベテランは、決して不満を口にしなかった。前向きな姿勢と高いプロ意識は徐々に評価され、シーズン途中から“クローザー”として存在感を発揮。メディアやサポーターがスタメン起用されないことに首をかしげるほどになった。
【画像】遠藤らリバプール守備陣が熱い抱擁
遠藤航が所属するリバプールは4月27日、第34節でトッテナムにホームで5-1と快勝し、5シーズンぶりの優勝を果たした。イングランド1部リーグで通算20回目の戴冠だ。
日本代表キャプテンはベンチスタートながら、76分から途中出場。右SBでの起用だったが、試合終了のホイッスル、つまり優勝の瞬間をピッチで迎えた。
アルネ・スロット監督が就任した今季、遠藤が出場機会を失ったことは周知のとおりだ。プレミアリーグ出場は17試合。スタメンに名を連ねたことは一度もない。ほとんどが終盤の投入で、プレータイムは通算157分にとどまった。
公式戦全体でも同様だ。チャンピオンズリーグで6試合、リーグカップで4試合、FAカップで2試合に出場したが、先発出場は計6試合。今季の出場時間は通算で762分しかない。
しかし、2月で32歳になったベテランは、決して不満を口にしなかった。前向きな姿勢と高いプロ意識は徐々に評価され、シーズン途中から“クローザー”として存在感を発揮。メディアやサポーターがスタメン起用されないことに首をかしげるほどになった。
【画像】遠藤らリバプール守備陣が熱い抱擁
高く評価されているのは、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイクが先日、遠藤の残留を望んでいると話したことからも分かるだろう。契約を延長した主将の信頼は、日本人ボランチの貢献を物語っている。
その奮闘は、イングランド国外にも伝わっている。イタリアの有名紙『Gazzetta dello Sport』は同日、リバプール選手たちの今季を採点。遠藤は6.5点と、及第点の6点を上回る採点だった。
「中心からは外された(彼よりも出場機会が少なかったのはフェデリコ・キエーザのみ)。だが、彼は決してそれを問題にしなかった。たとえ数分のプレーでも(そしてそういうことがしばしばだったが)、本職ではないCBを務めたときでも、最大限に努力した。称賛に値する」
なお、キエーザは「採点なし」だったが、ダルウィン・ヌニェスが5点、コスタス・ツィミカス、アンドリュー・ロバートソン、ハービー・エリオットが5.5点と、及第点を下回る選手たちもいる。最高点はモハメド・サラーの9.5点。ファン・ダイク、中盤で台頭したライアン・フラーフェンベルフが9点だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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その奮闘は、イングランド国外にも伝わっている。イタリアの有名紙『Gazzetta dello Sport』は同日、リバプール選手たちの今季を採点。遠藤は6.5点と、及第点の6点を上回る採点だった。
「中心からは外された(彼よりも出場機会が少なかったのはフェデリコ・キエーザのみ)。だが、彼は決してそれを問題にしなかった。たとえ数分のプレーでも(そしてそういうことがしばしばだったが)、本職ではないCBを務めたときでも、最大限に努力した。称賛に値する」
なお、キエーザは「採点なし」だったが、ダルウィン・ヌニェスが5点、コスタス・ツィミカス、アンドリュー・ロバートソン、ハービー・エリオットが5.5点と、及第点を下回る選手たちもいる。最高点はモハメド・サラーの9.5点。ファン・ダイク、中盤で台頭したライアン・フラーフェンベルフが9点だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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