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初の2点ビハインドに茫然とする日本代表の中で、“冷静な男”がひとり大声を張り上げた。その気迫こそいまの森保ジャパンに必要ではないか【アジア杯】

カテゴリ:日本代表

江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

2024年01月23日

直後のハーフタイムに交代

イラクに2点目を献上し、肩を落とす日本イレブン。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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[アジアカップ グループステージ第2節]日本 1-2 イラク/1月19日/エデュケーションシティ・スタジアム

 1点ビハインドで迎えた前半アディショナルタイム、自陣右サイドからのクロスをアイメン・フセインにヘディングシュートで叩き込まれる。0-2。第二次森保ジャパンが発足して13試合目で、初めて2点のビハインドを負った。

 イラクサポーターが大挙したスタジアムが熱狂に包まれるなか、日本のイレブンは茫然。ボールをセンターサークルに運ぼうとする選手さえいなかった。

 その中でひとりだけ大声を張り上げていた選手がいた。CBの谷口彰悟だ。普段は冷静な男がチームを鼓舞していたのだ。

 今大会のメンバーでは最年長の32歳は、直後のハーフタイムに交代となったが、大型FWフセインの対応に苦戦しながらも気持ちの籠ったプレーを見せていた。

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「史上最強」とも謳われ、優勝候補の本命として大会に臨んだ森保ジャパンは、4-2で勝利した初戦のベトナム戦でも、一時は逆転を許すなど苦戦。イラク戦も1-2で敗れ、10連勝が止まった。

 戦術云々よりも、気になるのが気持ちで負けている点だ。イラク戦は、アウェーの雰囲気の中で完全に受けに回り、相手の迫力に圧倒された。デュエルで劣勢を強いられたのは、そうした精神的な部分も間違いなく影響している。

 その中で、谷口が見せた振る舞いに救われた気がした。森保ジャパンはまだ死んでいないと。この気迫こそ、いまのチームに何より必要ではないか。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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