J2規格1万人規模スタジアムも設置の方向!
試合後の会見ではコーチ・ディベロップメントオフィサーから転じ就任1年目でミッションを成し遂げた小野剛監督(元サンフレッチェ広島監督など・元日本サッカー協会技術院長)は「絶対に到着しなければいけないミッションだったので今はホッとしている」と実感を述べつつも「今シーズンからJリーグでも通用するチームになることを目指してトレーニングをしてきたので残り3試合もシーズンを通じて成長し続けることをやっていきたい」と今後の意気込みをコメント。
また、FC今治5年目でシーズン終盤に守備の安定感をもたらしたDF中野圭は「正直長かったし感慨深い。今年は特にスタッフ業務も兼任して応援してくれるサポーターのためにより責任感を持ってプレーするようになったことがよかったと思う」とい感想を述べた。
また、FC今治5年目でシーズン終盤に守備の安定感をもたらしたDF中野圭は「正直長かったし感慨深い。今年は特にスタッフ業務も兼任して応援してくれるサポーターのためにより責任感を持ってプレーするようになったことがよかったと思う」とい感想を述べた。
なお、記者会見に応じた岡田オーナーは「また行政に怒られちゃうかな」と茶目っ気ぶりを発揮しつつ「1万人規模のスタジアムも恐らくできると思う」と現在J3規格しか満たしていない夢スタに代わるJ2規格スタジアムの建設決定が間近に迫っていることを示唆。「僕が夢を語ったらみんなさが集まってくれたし助けてくれた。社員も大変だったと思うが、5年目にJ3昇格を果たしたことには満足しています」と今治地域の運命共同体である60名あまりの社員たちに感謝の言葉も添えている。
かくして2020年からは徳島ヴォルティス、愛媛FCに続く4つ目のJクラブ、J3ではカマタマーレ讃岐に続く第2の勢力が誕生することになった四国地区。将来的に運営資金30億のビッグクラブを狙うFC今治が、今後どんな発展を遂げていくか目が離せない。
取材・文●寺下友徳(フリーライター)