前半と後半で、異なる状況に合わせてプレーすることができた。
――昨日の会見では、アジアカップの招集メンバーについて「(今日の)試合後、寝る時までに最後の1~2人以外は決めたい」と話していたが?
ここまでの6試合で、38~40人の選手を招集してチームのコンセプトを固めてきた。アジアカップの出場メンバー決定に向けて、まず早いうちに50人のリストを作成しなければいけないのだが、それは大体完成した。
――アジアカップ連覇に向けて手応えは?
8月に来日した当初から、私は「アジアカップは勝たなければならない大会」と言い続けてきた。それは今も変わらない。私だけでなく、選手たちもそう考えている。誰がプレーしても、どういう形でプレーしても、その気持ちだけは変わらない。
――前半の序盤、左サイドから何度も攻め込まれたが、あれは左ウイングの武藤(嘉紀)の守備に問題があったのか?
武藤と(本田)圭佑、あるいは乾と圭佑の時も、守備での仕事内容は同じだった。パスコースを消し、相手のSBにプレッシャーをかける。相手のSBが上がれば、それについて行って、クロスボールを阻止するというものだ。
オーストラリアは前半、前からプレスをかけてきており、日本はあまりボールを持てなかったので、攻められたというイメージを持つかもしれないが、相手のチャンスはヘディングの1回のみだった。
2人ともしっかり下がって守備をしていたので、満足している。
――この6試合で、チーム作りは予定通りに進んだのか?
ここまで、このチームはプレーの形や激しさを習得してきた。前進しているのは間違いない。計画通りだと言っていい。(0-4の大敗を喫した)ブラジル戦も、我々にとっては有益なものだった。
――2点目を決めた岡崎慎司の評価は?
岡崎はナチュラルなストライカーだ。生まれ持った素質を使い、常に戦い続けている。毎試合、彼にはチャンスが訪れていて、今日の試合で決めることができた。しかしそれよりも、チームが勝つことが重要だ。
――日本にとってはトラウマにもなっているティム・ケイヒルに、またもゴールを決められてしまったが?
彼はどこにいても点が取れる選手だ。試合前のミーティングでも、彼のことには触れていた。今後はケイヒルに限らず、ヘディングでゴールを決められないよう、修正していきたい。
――前半は、シンプルに長いボールを送ったり、スルーパスを真ん中から通したりする形が多かったが、後半はパス交換をしながら、逆サイドに1人余らせておいて、そこからゴールを狙う形に変わった。これはイメージ通りの攻撃だったのか?
相手のプレッシャーがかかっているなかでは、ボールをつなぎにくくなるし、自陣でミスを犯せば、即ピンチになってしまう。そういう時は、自軍のゴールから遠いところにボールを持ち込み、相手のハーフの位置でプレーしなければならない。
後半に入り、相手も少し疲れ、引いて守るような形が目立つようになった時、我々がボールをつなぐスペースが生まれてきた。
つまり、今日はそのような異なる状況に合わせてプレーできたということだ。しっかりつないでプレーすることもできるし、勝つためのプレーもできるようになった。
【ゲームphotoギャラリー】 日本 2-1 オーストラリア
ここまでの6試合で、38~40人の選手を招集してチームのコンセプトを固めてきた。アジアカップの出場メンバー決定に向けて、まず早いうちに50人のリストを作成しなければいけないのだが、それは大体完成した。
――アジアカップ連覇に向けて手応えは?
8月に来日した当初から、私は「アジアカップは勝たなければならない大会」と言い続けてきた。それは今も変わらない。私だけでなく、選手たちもそう考えている。誰がプレーしても、どういう形でプレーしても、その気持ちだけは変わらない。
――前半の序盤、左サイドから何度も攻め込まれたが、あれは左ウイングの武藤(嘉紀)の守備に問題があったのか?
武藤と(本田)圭佑、あるいは乾と圭佑の時も、守備での仕事内容は同じだった。パスコースを消し、相手のSBにプレッシャーをかける。相手のSBが上がれば、それについて行って、クロスボールを阻止するというものだ。
オーストラリアは前半、前からプレスをかけてきており、日本はあまりボールを持てなかったので、攻められたというイメージを持つかもしれないが、相手のチャンスはヘディングの1回のみだった。
2人ともしっかり下がって守備をしていたので、満足している。
――この6試合で、チーム作りは予定通りに進んだのか?
ここまで、このチームはプレーの形や激しさを習得してきた。前進しているのは間違いない。計画通りだと言っていい。(0-4の大敗を喫した)ブラジル戦も、我々にとっては有益なものだった。
――2点目を決めた岡崎慎司の評価は?
岡崎はナチュラルなストライカーだ。生まれ持った素質を使い、常に戦い続けている。毎試合、彼にはチャンスが訪れていて、今日の試合で決めることができた。しかしそれよりも、チームが勝つことが重要だ。
――日本にとってはトラウマにもなっているティム・ケイヒルに、またもゴールを決められてしまったが?
彼はどこにいても点が取れる選手だ。試合前のミーティングでも、彼のことには触れていた。今後はケイヒルに限らず、ヘディングでゴールを決められないよう、修正していきたい。
――前半は、シンプルに長いボールを送ったり、スルーパスを真ん中から通したりする形が多かったが、後半はパス交換をしながら、逆サイドに1人余らせておいて、そこからゴールを狙う形に変わった。これはイメージ通りの攻撃だったのか?
相手のプレッシャーがかかっているなかでは、ボールをつなぎにくくなるし、自陣でミスを犯せば、即ピンチになってしまう。そういう時は、自軍のゴールから遠いところにボールを持ち込み、相手のハーフの位置でプレーしなければならない。
後半に入り、相手も少し疲れ、引いて守るような形が目立つようになった時、我々がボールをつなぐスペースが生まれてきた。
つまり、今日はそのような異なる状況に合わせてプレーできたということだ。しっかりつないでプレーすることもできるし、勝つためのプレーもできるようになった。
【ゲームphotoギャラリー】 日本 2-1 オーストラリア