コロンビア戦の予想スコアは? 5人の識者は初戦の展開をズバリどう予測する?

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月19日

前から行く時とブロックを敷く時のメリハリを効かせられるか?

パラグアイ戦では、身体の強さを活かし前線で起点となった武藤。果たして、コロンビア戦ではどのような起用法となるか。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

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■飯尾篤史(サッカーライター)
<予想スコア>
日本 0-0 コロンビア

<展開予想>
 リアクションのサッカーはしたくない――。西野朗監督は前日会見で言った。思い描くのは12日のパラグアイ戦だろう。香川、乾、岡崎、武藤によるハイプレスがハマったゲーム。とはいえ、相手は百戦錬磨のコロンビアだ。狙い通りハメれる保証はない。前から行く時とブロックを敷く時とのメリハリを効かせられるか。これが、試合の焦点だ。

 予想スタメンは大迫、原口、香川、乾、長谷部、柴崎、酒井宏、吉田、槙野、長友、川島の11人。粘り強く戦って相手を苛立たせるすことができれば勝機は近づいてくる。

 セットプレーと残り15分での本田投入。このふたつが得点への秘策だが、勝点3を欲張って攻め急ぐのは禁物だ。勝点1をもぎ取れれば、十分な結果と言えるだろう。
 
■清水英斗(サッカーライター)
<予想スコア>
日本 0-2 コロンビア

<展開予想>
 キーワードはプレッシング。決してハイレベルではない、コロンビアのビルドアップを高い位置で仕留め、ショートカウンターに行けるかどうか。それが出来れば、日本にも得点のチャンスがある。

 しかし、コロンビアはファルカオ、クアドラードといった脱出のキープレーヤーが前線にいるため、簡単ではない。逆に日本も、岡崎、香川、乾など、プレッシング重視の布陣を組むと、相手にハイプレスを食らったときに脱出できず、一方的に自陣に押し込まれる恐れがある。流れの中では我慢出来ても、ハメス・ロドリゲスのセットプレーは防ぎ切れない。

 日本は見た目として悪くない試合を出来るはず。しかし、対プレッシングの脱出策、決定機の演出について、“戦術兵器”を持つコロンビアが有利であることは間違いない。
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