ペレやハメスを抑えて栄えある1位はやっぱり……。
5位:ハメス・ロドリゲス(コロンビア/2014年ブラジル大会)
2014年ブラジル大会、ウルグアイとの決勝トーナメント1回戦で、大会得点王に輝いたハメスが決めたスーパーボレーは記憶に新しい。ペナルティーアークの外側から、胸トラップで反転し、そのまま左足で決めたゴラッソは、この年のプスカシュ賞にも選ばれている。2009年の創設以降、W杯のゴールが同賞を受賞したのは初めての快挙だった。
4位:ペレ(ブラジル/1958年スウェーデン大会)
1958年スウェーデン大会の決勝で、「王様」が開催国を相手に決めた伝説のゴールだ。ペナルティーエリア内でクロスボールを胸トラップしたペレは、さらにボールを浮かせて相手選手をかわすと、そのまま右足でボレーシュート。これでリードを2点に広げたブラジルは、最終的にスウェーデンを5-2と下して初栄冠を手にした。
2014年ブラジル大会、ウルグアイとの決勝トーナメント1回戦で、大会得点王に輝いたハメスが決めたスーパーボレーは記憶に新しい。ペナルティーアークの外側から、胸トラップで反転し、そのまま左足で決めたゴラッソは、この年のプスカシュ賞にも選ばれている。2009年の創設以降、W杯のゴールが同賞を受賞したのは初めての快挙だった。
4位:ペレ(ブラジル/1958年スウェーデン大会)
1958年スウェーデン大会の決勝で、「王様」が開催国を相手に決めた伝説のゴールだ。ペナルティーエリア内でクロスボールを胸トラップしたペレは、さらにボールを浮かせて相手選手をかわすと、そのまま右足でボレーシュート。これでリードを2点に広げたブラジルは、最終的にスウェーデンを5-2と下して初栄冠を手にした。
3位:マヌエル・ネグレテ(メキシコ/1986年メキシコ大会)
母国開催の1986年大会、ブルガリアとの決勝トーナメント1回戦で、34分に先制点をもたらしたのがネグレテだ。後方からのボールを宙に浮いたまま、軽やかにツータッチでコントロールし、一度、ボールを味方に預けると、ペナルティーエリア内に侵入。最後はダイレクトの折り返しを左足のジャンピングボレーで合わせた。その見事な速さとスキルから、FIFAのW杯歴代ベストゴールに選ばれている。
2位:カルロス・アウベルト(ブラジル/1970年メキシコ大会)
ペレとブラジルが3度目の優勝を果たした1970年メキシコ大会を締めくくったのが、アルベルトのゴールだ。イタリアとの決勝で3-1とリードして迎えた86分、ペレからのアシストを受け、ペナルティーエリア右から強烈な右足シュートを突きさした。9本のパスをつないだゴールとあり、『Daily Mail』紙はカンビアッソのゴール同様に「素晴らしい連携からのゴール」と称賛している。
1位:ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン/1986年メキシコ大会)
『Daily Mail』が歴代ベストゴールに選んだのは、やはり、マラドーナの5人抜きだった。
1986年メキシコ大会準々決勝で、イングランド相手に51分に“神の手”で先制点を挙げたマラドーナは、その4分後にハーフウェーライン付近でボールを持つと、巧みなフェイントとドリブルで、次々に相手選手を抜き去り、サッカー史に残る伝説のゴールを決めた。
同紙は、「世界の檜舞台におけるセンセーショナルな個人技のゴールだった」と、アルゼンチンを2度目の優勝に後押ししたマラドーナの得点を讃えている。