「やっさん、いつも怒ってますね」と言われ……。
冬季オリンピックにここまで関心を持って見たのは今回が初めてだが、『世界』で戦う舞台、水泳、柔道、陸上や卓球の世界選手権、野球のWBC、そしてサッカーであれば今年、ロシアで開催されるワールドカップ。
4年に一度や何年に一度に合わせて自分の力をピークへ持っていく難しさ。成功した人もいれば、その陰で失敗した人もいる。失敗を力に変えられるかどうか、4年に一度のオリンピックの舞台で失敗は取り返しがつかない。
そんな中で、男子フィギュアスケートの宇野昌磨くんは演技の入りのジャンプに失敗してしまう。しかし、演技後のインタビューではこの時の心情を「笑えて来て」と振り返り、最初の失敗後の11回のジャンプをすべて成功させて見事に銀メダルに輝いた。
今回の平昌オリンピックでは、数多くのアスリートが、さまざまなストーリーを描きながら大舞台に立ち戦っていることを知った。北海道の知らない地名も知った。そして、改めて笑顔の素晴らしさを知ることになった。
「やっさん、いつも怒ってますね」
試合でも練習でも、ベンチでも控室でも……と言われ、『今日、勝って笑ったら明日、笑われるぞ!』とストイックに集中しろと叱咤する。
ただその目的は「勝利=笑顔」のために。きっと「笑うな!」と育てられた僕は簡単には笑わない。
みんなでたくさん笑えるように、コツコツと努力をしていくだけだ。きっと努力の数が笑顔の数になると信じて。
J1、J2が開幕し、3月10日からはJ3も開幕。たくさんの笑顔を鹿児島で味わっていけるように4年先を見据えてではなく、目の前の1日、1日を努力して笑って進んでいきたい。
そんなことを閉会した平昌オリンピックで感じた。きっと皆さんも、多くの場面に『感動』しているのであろう。
「ありがとう! 選手たち」本当に心の底から御礼を言わなければならない。
『ありがとう日本!』
『ありがとうオリンピック!』
国民全体で共有できた、良い時間になった……。
2018年2月25日
三浦泰年
4年に一度や何年に一度に合わせて自分の力をピークへ持っていく難しさ。成功した人もいれば、その陰で失敗した人もいる。失敗を力に変えられるかどうか、4年に一度のオリンピックの舞台で失敗は取り返しがつかない。
そんな中で、男子フィギュアスケートの宇野昌磨くんは演技の入りのジャンプに失敗してしまう。しかし、演技後のインタビューではこの時の心情を「笑えて来て」と振り返り、最初の失敗後の11回のジャンプをすべて成功させて見事に銀メダルに輝いた。
今回の平昌オリンピックでは、数多くのアスリートが、さまざまなストーリーを描きながら大舞台に立ち戦っていることを知った。北海道の知らない地名も知った。そして、改めて笑顔の素晴らしさを知ることになった。
「やっさん、いつも怒ってますね」
試合でも練習でも、ベンチでも控室でも……と言われ、『今日、勝って笑ったら明日、笑われるぞ!』とストイックに集中しろと叱咤する。
ただその目的は「勝利=笑顔」のために。きっと「笑うな!」と育てられた僕は簡単には笑わない。
みんなでたくさん笑えるように、コツコツと努力をしていくだけだ。きっと努力の数が笑顔の数になると信じて。
J1、J2が開幕し、3月10日からはJ3も開幕。たくさんの笑顔を鹿児島で味わっていけるように4年先を見据えてではなく、目の前の1日、1日を努力して笑って進んでいきたい。
そんなことを閉会した平昌オリンピックで感じた。きっと皆さんも、多くの場面に『感動』しているのであろう。
「ありがとう! 選手たち」本当に心の底から御礼を言わなければならない。
『ありがとう日本!』
『ありがとうオリンピック!』
国民全体で共有できた、良い時間になった……。
2018年2月25日
三浦泰年