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【仙台】”新司令塔”はJ1初挑戦の実力者!! TMでアシスト連発も開幕へさらなるレベルアップを目指す!

カテゴリ:Jリーグ

板垣晴朗

2018年02月12日

ぶち当たったひとつの壁。それでも…。

広島に5失点大敗。それでも庄司は状況を整理し、さらなる高みを目指している。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 その中で、2月10日に行なわれた広島との練習試合では、ひとつの壁に当たった。

 45分×4本の形式で行なわれたこの試合は、90分ずつの2セットで両チームが対戦。庄司は3・4本目のセットでプレーしたが、この90分間では0-5の大敗に終わり、庄司はゴールに絡むことができなかった。
 
 仙台はこの試合でユース選手や練習生の選手を複数人組み込んだメンバーで戦ったために、どうしてもそれまでキャンプで深めてきた連係が取りづらいところはあった。大敗の悔しさがあるなかでも、庄司はキャンプ中の現況を整理していた。

「現在のコンディションの中でできたこととできないことは感じられたし、ここまで一緒にプレーしてきた選手たちとのイメージについては、だいぶ揃ってきた実感があります」
 
 広島戦の3・4本目の仙台は、連係ミスからカウンターを受ける展開が続き、チーム全体が及び腰になるような場面が多かった。

 そのなかで庄司は、相手ボールを奪った仲間にボールを託されると、素早い判断でフリーの味方を探知してパスを出し、打開を図った。

 中央から大外への展開や、サイドに流れてからの逆側へのクロスなど、ピッチに立っていたなかでは庄司にしかできないプレーが多く見られた。この試合が仙台加入後初めてだったラファエルソンに対しても、うまく足下へつける高速パスを狙っていた。
 
 この広島戦を踏まえたうえで、開幕に向け特に高めるべき点について問うと、庄司は冒頭のように答えた。攻撃面か守備面か、パスのタイミングか技術か、それとも別の何かか。それに「すべて」と答えたことについて、さらに訊いてみると、次のように返ってきた。
「自分のような選手がすべてのレベルを上げることによって、チーム全体のレベルアップへの貢献にもつながれば」
 
 J1のプレッシャー、スピードのなかで自らの武器を活かすことは、仙台というチームが作り上げているスタイルをさらに高いレベルへと押し上げる。その役割を担う一人として、庄司は開幕に向けて、さらに己を磨く。

文●板垣晴朗(フリーライター)
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