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【指揮官コラム】鹿児島ユナイテッドFC監督 三浦泰年の『情熱地泰』|初台風で見た鹿児島の一体感とボルトの銅

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年08月10日

負ける日まで拘って走った姿に感動した。

引退を決めていたボルトの最後のレースは3位という結末に。(C) Getty Images

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 そんな一日を過ごすなかで、僕は世界陸上をテレビで観戦した。
 
 注目はボルトの100メートル決勝。ご存知の通り、引退レースは銅メダルという結果になった。多くの人が「金」で終わってほしいと望んでいたのだろうが、引退を覚悟したという選手が、金を獲得して競技をやめる……。それでは余りにも凄過ぎるのでは……。
 
 ボルトの銅なんて見たくなかったと思う気持ちと同時に、引退を決めたていたのだから、3位となっても不思議はないだろう。そう思うのが自然な気がする。
 
 僕はボルトが負ける日まで、最後まで拘って走った、その姿に感動した。もちろんボルトは最後に金メダルを取ると断言したが、こうなる可能性があることを知っていたのだと思う。
 
 だからこそ引退を選んだ。僕はそう思う。
 
 台風で外へ出る予定も立たず、早朝ライブでボルトの退き際を見ているうちに、台風の気配も薄くなり鹿児島の上空から台風の雲がゆっくり移動していった。
 
 暑い日が続き、再び台風が接近してくる。これから桜島の噴煙も、夏場の風向きは市内へと吹き込むため、街には灰が舞うようになると聞く。
 
 各地で心配してくれる人たちには鹿児島のこんな状況と同時に、ユナイテッドの状況も気にしてほしい。後半戦、リーグの台風の目になれるよう、この期間で台風に負けじと良い準備をしていく!
 
2017年8月9日
三浦泰年
 
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