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【甲府】G大阪戦勝利の陰にあったいくつかの変更点。674分ぶりの得点、11試合ぶり白星の舞台裏

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年08月06日

エデル・リマはリードを奪った後も攻め上がり続けた。

積極的なドリブル突破が光ったエデル・リマ。決勝点もドリブルでの持ち上がりが突破口に。写真:サッカーダイジェスト

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 新井は言う。
「ウチも少し(ボールを)動かそうという意識が強くなったところで、ガンバさんの方も少し落ちて間延びするところが見えた。上手くトップに入ったボールのセカンドを拾ってというのにつながった」
 
 88分の決勝点はCBエデル・リマが、FWドゥドゥにボールを預けた攻め上がりから生まれた。甲府が間延びせず、最終盤もいい距離感でプレーしていたからこそ生まれたアタックだ。
 
 この試合でE・リマは再三再四と攻め上がりを見せ、1点リードを奪った後にもドリブルで前線に切れ込むプレーがあった。普通に考えれば1点リードを奪ったチームのCBが、後半ロスタイムに攻め上がるというのは“NG”だろう。
 
 そのプレーについて新井に確認すると、彼の考えは違った。
「1点取って守るというのがうちの習慣になってしまうのは良くないと思う。(E・リマには)やりたいようにやってもらうし、それをやるのであれば他の選手がカバーするというみんなの意識がある」
 
 新しいセンターラインの構成と新井涼平の強気な統率が下支えした――。そんな甲府の11試合ぶりとなる勝点3と、674分ぶりのゴールだった。
 
取材・文:大島和人(球技ライター)
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