• トップ
  • ニュース一覧
  • 【鳥栖】セリエAで揉まれたイバルボという男の本質。いまだ無得点も周囲の信頼を得る理由

【鳥栖】セリエAで揉まれたイバルボという男の本質。いまだ無得点も周囲の信頼を得る理由

カテゴリ:Jリーグ

荒木英喜

2017年08月06日

「何よりも良いプレーをしてチームが勝てればそれが一番」

「(期限付き移籍で加入して)短い期間でしたが、その時にずっとこのチームでプレーを続けたいと思い、クラブにリクエストしました。それを叶えてくれたので、モチベーションは高いし、このチームに何かを返さなきゃいけないと思っています。もちろん、ゴールできたらいいですけど、何よりも良いプレーをしてチームが勝てればそれが一番です」
 今後チームのなかで自分をどう活かしていきたいかを問うと、こうした答えが返ってきた。
 
 実は、ホームデビュー戦となった4月8日の新潟戦の前にも、イバルボはこれとほぼ同じ発言をしていた。まだリーグ戦でのゴールがないために、実力を十分に発揮したとは言い難い。それでも、ワールドクラスを感じさせるキープ力やパスでその片鱗を見せつけている。チームメイトを活かすことで、自らが輝きを放つ。ストライカーでありながら、そんな献身的なメンタリティを併せ持つイバルボは、まさに鳥栖の選手らしいと言える。
 
 それだけに、彼がどんなゴールを決めて、どう喜び、サポーターの祝福にどんなメッセージを返すのか。近く訪れるはずのその瞬間を楽しみに待ちたい。
 
取材・文:荒木英喜(フリーライター)
【関連記事】
柴崎岳が決勝点の大活躍! ジローナとの親善試合でアピールに成功し、開幕スタメンへ前進!
「ガクの適応は完璧。ヘタフェに亡霊はやって来なかった」柴崎岳にスペイン全国紙が太鼓判!
【鳥栖】誰もが欺かれたFW起用。イタリア人指揮官の鋭い眼力が導いた決勝弾
中村俊輔、遠藤保仁、小野伸二…を超える「最も衝撃を受けた」と鈴木啓太が引退記者会見で明かした“意外”な選手とは?
【J1採点&寸評】鳥栖 2-1 清水|2点目を演出のイバルボがMOM!清水は決定力不足に泣く…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年7月号
    6月10日(火)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    ファジアーノ岡山
    徹底読本
    クラブが辿った奇跡のストーリーに迫る
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年7月3日号
    6月19日発売
    新生レアル・マドリー完全攻略読本
    シャビ・アロンソ新体制が始動
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ