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【C大阪】“トップ下清武”という攻撃オプションも。負けないユン・セレッソの新たな可能性

カテゴリ:Jリーグ

前田敏勝

2017年06月18日

システム変更も違和感なし。攻撃面のオプションも増えつつある。

ディフェンスをベースとしながら攻撃のオプションも徐々に広げるユン・ジョンファン監督。今後の戦いにも注目だ。写真:田中研治

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 終盤には藤本康太をセンターバックに加え、システムを4バックから3バックに変更。山口蛍がアンカー気味のポジションを担い、攻撃にさらに厚みを増した。そういった場合、カウンターを受けるリスクも伴うが、GKキム・ジンヒョンが広範囲に出てカバーリングするなど、相手に決定的な場面は作らせない。
 
「いつもどおりの感じで攻めていたし、逆に清水のほうがハーフウェイラインからこっちには攻めてこられない感じで、引いちゃっていた」と、藤本もいうように、違和感なくシステム変更して、攻勢をかけることができていたようだ。
 
 それも、「キヨくんが後半からトップ下に入って、流動的に動いてくれたので、違和感なくできていたと思うし、(柿谷)曜一朗くんも後半もっと前にパワーを使えたと思う」と丸橋も言うように、“トップ下の清武”効果という側面もあるだろう。
 
 序盤戦では山村のマルチな起用、守備固めの5バックなど、ディフェンスを重視した策で勝点を重ねてきた『ユン・セレッソ』。相手からのマークも徐々にきつくなり始め、清水のような戦いを仕掛けて来るチームも出てくるだろう。それでも、ここに来て攻撃面のオプションを増やしつつあるだけに、攻守両面での臨機応変な戦いぶりに注目したい。
 
取材・文:前田敏勝(フリーライター)
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