「リーグ戦で得点を決めて初めて本物のFWとしての歩みが始まると思う」
2点を返し、さらに逆転のチャンスを得たのは84分。後方からのパスを受けた小川航が前を向き松浦に出すと、ペナルティエリア右のスペースへと走り込む。川又からのラストパスを受け、右足を振り抜いたシュートは惜しくもバーを叩いた。
「FWの仕事はゴール。長い時間チャンスをもらったのに、本当に悔しい。自分の得意な形だったのに決められないのは、まだまだ甘い。試合前に(ホワイトボードに)リラックスと書いてあるのを見たのにそれを意識できなかったのは、不甲斐ない。1対1でも冷静に決められるのが一流のFW。まだまだ二流だし、カップ戦ではなく、リーグ戦で得点を決めて初めて本物のFWとしての歩みが始まると思う」
昨季磐田に加入してから練習後、名波監督と居残り練習を積み、“待つ”FWから、巧みに動き出してパスを引き出すFW、相手DFにとって”怖い”FWへ進化しつつある。守備の貢献度も高い。U-20代表でもルヴァンカップでも結果を出しているが、しかし、小川航に満足感は微塵もない。
逆転劇こそならなかったものの、次世代エース候補のパフォーマンスには、確かな進化と、さらなる進化への貪欲さがはっきりと見えた。
「FWの仕事はゴール。長い時間チャンスをもらったのに、本当に悔しい。自分の得意な形だったのに決められないのは、まだまだ甘い。試合前に(ホワイトボードに)リラックスと書いてあるのを見たのにそれを意識できなかったのは、不甲斐ない。1対1でも冷静に決められるのが一流のFW。まだまだ二流だし、カップ戦ではなく、リーグ戦で得点を決めて初めて本物のFWとしての歩みが始まると思う」
昨季磐田に加入してから練習後、名波監督と居残り練習を積み、“待つ”FWから、巧みに動き出してパスを引き出すFW、相手DFにとって”怖い”FWへ進化しつつある。守備の貢献度も高い。U-20代表でもルヴァンカップでも結果を出しているが、しかし、小川航に満足感は微塵もない。
逆転劇こそならなかったものの、次世代エース候補のパフォーマンスには、確かな進化と、さらなる進化への貪欲さがはっきりと見えた。