「この(苦しい)状況を変えられるかは、自分次第だと思う」
かつて香川の“聖域”だったトップ下は、清武のものになりつつある印象だ。もはや同列の立場であることは、「絶対的なものがあるわけではないのは分かっていた」という本人の言葉からも感じ取れる。その一方で、この厳しい立場からどのように盛り返していくか、香川は11月シリーズの戦いを通して自分自身に期待をかけているようだ。
「刺激をもらった2試合でした。やっぱり、僕たちは結果を残すことが一番だし、それを証明した選手が試合に出るシンプルな世界。そのチャンスをモノにする準備や意識は、みんなが常に持ち続けないといけない。この(苦しい)状況を変えられるかは、自分次第だと思う。(本田)圭佑くんにしても岡ちゃん(岡崎慎司)にしても、前向きなものを得られたんじゃないかなと」
このまま、後輩である清武の後塵を拝するわけにはいかない。最終予選が再開されるのは来年3月。名誉挽回の時まで、ひたすら己を磨くつもりだ。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
「刺激をもらった2試合でした。やっぱり、僕たちは結果を残すことが一番だし、それを証明した選手が試合に出るシンプルな世界。そのチャンスをモノにする準備や意識は、みんなが常に持ち続けないといけない。この(苦しい)状況を変えられるかは、自分次第だと思う。(本田)圭佑くんにしても岡ちゃん(岡崎慎司)にしても、前向きなものを得られたんじゃないかなと」
このまま、後輩である清武の後塵を拝するわけにはいかない。最終予選が再開されるのは来年3月。名誉挽回の時まで、ひたすら己を磨くつもりだ。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

11月10日発売号は原口元気選手の巻頭インタビューに加えて、本誌恒例の「“最新”移籍相関図」をお届けします。これを読めばストーブリーグの見どころが丸わかり! またクラブダイジェストはJ2の松本山雅です。