「やっぱり中央で勝負したいですね」

兎にも角にもポジショニングが絶妙。どこか遠藤保仁を彷彿させる。写真:川原崇(高校サッカーダイジェスト)

U-16日本代表では攻守の要として君臨。来年のU-17ワールドカップ出場を目指す。(C) SOCCER DIGEST
そして水曜日、平川は小平を後にし、インドへと旅立つ。U-16日本代表23名の一員として、U-16アジア選手権に臨むためだ。僚友のFW久保建英やMF喜田陽(C大阪U-18)、FW棚橋尭士(横浜ユース)など将来を嘱望される好タレントがひしめくが、そのなかでも平川はもっとも代えの利かない主軸のひとりで、精神的支柱だ。同じくインドで開催される来年のU-17ワールドカップに到達するためには、ベスト4まで勝ち上がらなければならない。予選突破へ並々ならぬ意欲を見せる。
「是が非でも世界大会に行きます。それを経験するのとしないのとでは全然違うし、自分の先にとってもすごく大事。アジアで負けるわけにはいかない。絶対に突破しますよ」
「トップ下やサイドでもプレーしますが、やっぱり中央でプレーしたい。そこで勝負したいですね」と話して、ようやくうっすら笑みを浮かべた平川。“00ジャパン”ではポリバレントさを買われ、DF起用や攻撃的な役割を担うゲームが少なくないが、過酷な1か月に及ぶ遠征を経て、ハイパーボランチはいかなる進化を遂げるのだろうか。
U-16日本代表を躍進へと導けるのか。特大の期待をかけても、きっと応えてくれるに違いない。
取材・文:川原 崇(高校サッカーダイジェスト)
「是が非でも世界大会に行きます。それを経験するのとしないのとでは全然違うし、自分の先にとってもすごく大事。アジアで負けるわけにはいかない。絶対に突破しますよ」
「トップ下やサイドでもプレーしますが、やっぱり中央でプレーしたい。そこで勝負したいですね」と話して、ようやくうっすら笑みを浮かべた平川。“00ジャパン”ではポリバレントさを買われ、DF起用や攻撃的な役割を担うゲームが少なくないが、過酷な1か月に及ぶ遠征を経て、ハイパーボランチはいかなる進化を遂げるのだろうか。
U-16日本代表を躍進へと導けるのか。特大の期待をかけても、きっと応えてくれるに違いない。
取材・文:川原 崇(高校サッカーダイジェスト)