個で打開できる魅力的な選手が多かった
ボランチの一人目はいわきの山下優人。37試合出場で5G9A。磐田から横浜FMにシーズン途中で移籍したジョルディ・クルークスと並んでアシストランキングトップ(途中で移籍したのにアシスト1位のクルークスは凄いな~)。
兎にも角にも、この選手は左足の精度! コーナーキック、フリーキックで山下が蹴ると必ず良いところにボールが来る。セットプレーになると、見ている側の期待感は上がるし、いわきの選手が信頼して飛び込んでいく様子が伝わってくる。後半戦のいわきは調子も良く、魅力的なサッカーを披露。あと数試合、このメンバーでのサッカーを見ていたかった。
ボランチのもう一人は水戸の大崎航詩。DF登録で、これまでは左サイドの守備を担当することが主だったが、ボランチに抜擢されて(学生時代にボランチでプレーすることもあったという話も聞いた)、最高のパフォーマンス。この大崎のボランチ起用が水戸優勝の要因の一つと言っても過言ではない。
中継映像からも大崎のボール扱いの巧みさやパスセンスを見ることはできるが、スタジアムで見ると守備時の相手の捕まえ方や相手への寄せの鋭さがよく分かる。常にポジションを修正しながら、的確に状況を把握して、相手の中盤の選手にプレッシャーをかけていく。ボールを奪うと正確なキックで展開し、攻撃を組み立てた。実に素晴らしいパフォーマンスだった。
兎にも角にも、この選手は左足の精度! コーナーキック、フリーキックで山下が蹴ると必ず良いところにボールが来る。セットプレーになると、見ている側の期待感は上がるし、いわきの選手が信頼して飛び込んでいく様子が伝わってくる。後半戦のいわきは調子も良く、魅力的なサッカーを披露。あと数試合、このメンバーでのサッカーを見ていたかった。
ボランチのもう一人は水戸の大崎航詩。DF登録で、これまでは左サイドの守備を担当することが主だったが、ボランチに抜擢されて(学生時代にボランチでプレーすることもあったという話も聞いた)、最高のパフォーマンス。この大崎のボランチ起用が水戸優勝の要因の一つと言っても過言ではない。
中継映像からも大崎のボール扱いの巧みさやパスセンスを見ることはできるが、スタジアムで見ると守備時の相手の捕まえ方や相手への寄せの鋭さがよく分かる。常にポジションを修正しながら、的確に状況を把握して、相手の中盤の選手にプレッシャーをかけていく。ボールを奪うと正確なキックで展開し、攻撃を組み立てた。実に素晴らしいパフォーマンスだった。
攻守両面でタフに戦った徳島の児玉駿斗や鹿沼直生。出場試合数は少なかったが、球際で圧倒的な強さを見せた大宮のアルトゥール・シルバ。ミスが少なく、しっかりとゲームを作った仙台の鎌田大夢など、ボランチも良い選手が多かった。
中盤の右には仙台の郷家友太。37試合で10G5A。FWでプレーすることも多かったが、攻撃だけでなく守備も厭わずハードワーク。絶妙のタイミングでゴール前に侵入しゴールを奪った。どのポジションでも高水準のプレーを披露し仙台を牽引した。
さて、今シーズンのJ2では中盤の左サイド、もしくは左のウイングバック的なポジションに個で打開できる魅力的な選手が多かった。椿直起(千葉)、倍井謙(磐田)、泉柊椰(大宮)、相良竜之介(仙台)、新井晴樹(鳥栖)、高木友也(徳島)などなど。山本隼大(水戸)も津久井匠海(水戸→大宮)も左に入ることもあるし、もうキリがない。もうお好きな選手を各々で入れてください(笑)。
そこで私が推したいのは秋田の佐藤大樹。シーズン当初、出場はなかったが、終わってみれば30試合で5G6A。左足の精度が高く、スピードのあるクロスでゴールを演出。FW登録の選手でもあるのでゴール感覚も優れている。守備でもしっかりと貢献しながらも、攻撃で違いを作り出した佐藤の活躍は身逃せないものだった。
中盤の右には仙台の郷家友太。37試合で10G5A。FWでプレーすることも多かったが、攻撃だけでなく守備も厭わずハードワーク。絶妙のタイミングでゴール前に侵入しゴールを奪った。どのポジションでも高水準のプレーを披露し仙台を牽引した。
さて、今シーズンのJ2では中盤の左サイド、もしくは左のウイングバック的なポジションに個で打開できる魅力的な選手が多かった。椿直起(千葉)、倍井謙(磐田)、泉柊椰(大宮)、相良竜之介(仙台)、新井晴樹(鳥栖)、高木友也(徳島)などなど。山本隼大(水戸)も津久井匠海(水戸→大宮)も左に入ることもあるし、もうキリがない。もうお好きな選手を各々で入れてください(笑)。
そこで私が推したいのは秋田の佐藤大樹。シーズン当初、出場はなかったが、終わってみれば30試合で5G6A。左足の精度が高く、スピードのあるクロスでゴールを演出。FW登録の選手でもあるのでゴール感覚も優れている。守備でもしっかりと貢献しながらも、攻撃で違いを作り出した佐藤の活躍は身逃せないものだった。




















定価:980円(税込)
定価:980円(税込)
定価:1100円(税込)