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「100年の歴史で最弱」「退屈極まりない」海外メディアが“酷評”したグループは?「2002年のH組も日本、ベルギー、ロシア、チュニジアでかなり弱かったが…」【北中米W杯】

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年12月15日

「オーストラリアは著しく弱体化している」

 同メディアは、さらにD組の分析を続ける。

「パラグアイにもがっかりだ。チラベルト時代のスター選手揃いのパラグアイはもういない。今回のワールドカップ出場は大会規模拡大の恩恵が大きい。そうでなければ、彼らは出場を逃していただろう。パラグアイが最後に出場したのは2010年だ」

「オーストラリアの現在の力は、アジアサッカーに初めて参入した当時と比べて著しく弱体化している。実際、抽選前は多くの人が、オーストラリアはポット2のチームの中で最弱で、簡単に勝てる相手だと考えていた」

「欧州プレーオフのグループCのトルコ、ルーマニア、スロバキア、コソボは、世界的に有名なチームとは程遠い。相対的に言えば、トルコが強い。もしコソボが最終的に勝ち上がれば、この大会の総合的な力は最低レベルに落ち込むだろう」
 
 記事は、本来ならポット2レベルのアメリカが開催国であるためにポット1に入り、グループ全体の水準が下がってしまったと指摘。そして、過去の大会にも言及した。

「記憶にある限り、2002年ワールドカップのグループHも日本、ベルギー、ロシア、チュニジアで構成され、かなり弱かった。それでも、ベルギーは後の黄金世代には及ばなかったものの、当時もヨーロッパの強豪であり、少なくとも欧州プレーオフのグループCの4チームよりは強かった」

 そして、「グループDは、おそらく最も人気のないグループだろう。ハイライトも、エキサイティングな瞬間もなく、退屈な展開ばかりだ。ワールドカップ史上、これより弱いグループがあるだろうか」と締め括っている。

 とはいえ、レベルが拮抗していれば、スリリングな展開になる可能性も少なくない。果たして、酷評されたグループDはどんな結末になるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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