「90分、何をしていたかよくわからない」今季初得点も…三笘薫は猛省、チグハグなブライトンにも本音「個人個人のプレーになると厳しい」「覇気が少ない」
カテゴリ:海外日本人
2025年09月16日
初ゴールは「彼に感謝するしかない」
FWのジョアン・ペドロと左サイドバックのぺルビス・エストゥピニャンがいなくなったとはいえ、大幅に選手が変わったわけではない。しかしながら、今のブライトンは選手同士の連携、そして“間”の悪さが明らかだ。それが守備の場面では結果的に失点につながったり、攻撃の場面では連携ではなく個人に頼ったプレーになってしまっているように映る。
ボーンマスが良かったのか、それともブライトンが悪すぎたのかという問いに対して、日本代表のエースが「距離感、自分たちは悪くて、マンツーマン気味の相手に対してボールを蹴るだけになってボールを失って。ゴールキックもなかなかはまらずに、相手の個人のところがあるんで押し込まれた展開でした」と答えたように、なんともチグハグなのが現状だ。
どのように修正していくのかが見えてこない不安が残る一方、三笘個人としては、開幕から4戦目にして今季初ゴールを決めたことは自信につながるはずだ。PL通算21点目、お得意先とも言えるボーンマス戦では5点目は、1点を追いかけている場面で生まれた。ファーサイドの絶好の場所に忍び込んで、ヤンクバ・ミンテの右サイドからのクロスを見事に頭で沈めて、一時だけではあったがチームに勢いを戻した。
とはいえ、ゴールについての感想を聞かれた三笘は、前述のとおり喜ぶことはなかった。自分に厳しい彼らしく、この日も、いつものように味方を称えるに留まった。
「いつもミンテから素晴らしいボールが来るんで、待っていただけですし、彼のボールがなければ(ゴールは)なかったと思う。彼に感謝するしかないですね」
ボーンマスが良かったのか、それともブライトンが悪すぎたのかという問いに対して、日本代表のエースが「距離感、自分たちは悪くて、マンツーマン気味の相手に対してボールを蹴るだけになってボールを失って。ゴールキックもなかなかはまらずに、相手の個人のところがあるんで押し込まれた展開でした」と答えたように、なんともチグハグなのが現状だ。
どのように修正していくのかが見えてこない不安が残る一方、三笘個人としては、開幕から4戦目にして今季初ゴールを決めたことは自信につながるはずだ。PL通算21点目、お得意先とも言えるボーンマス戦では5点目は、1点を追いかけている場面で生まれた。ファーサイドの絶好の場所に忍び込んで、ヤンクバ・ミンテの右サイドからのクロスを見事に頭で沈めて、一時だけではあったがチームに勢いを戻した。
とはいえ、ゴールについての感想を聞かれた三笘は、前述のとおり喜ぶことはなかった。自分に厳しい彼らしく、この日も、いつものように味方を称えるに留まった。
「いつもミンテから素晴らしいボールが来るんで、待っていただけですし、彼のボールがなければ(ゴールは)なかったと思う。彼に感謝するしかないですね」
それどころか「でも負けたんで、本当に全く意味ない」と言い放ち、「(シーズン初得点は)必要でしたけど、チームの勝利に貢献しないゴールはよくないですし。1失点目も自分も絡んでますし。厳しい出来だったと思います」と話していた。
飽くなき向上心を持ってサッカーに取り組んでいる男であるがゆえに、チーム状況にいら立ちを覚え、自身のパフォーマンスにも大きな不満を感じている。ボーンマス戦後には「チームを引っ張らないといけない」と話すなど、チームの中軸としての自覚もある。
ブライトンの上位浮上のためには、三笘の活躍は絶対不可欠なだけに、28歳の今後のパフォーマンスにさらなる注目が集まりそうだ。
取材・文●松澤浩三
【動画】三笘の今季初ゴールは絶妙ヘッド弾!
【記事】「日本代表の層の厚さは桁違いだ」韓国を沈めたE-1得点王が落選…森保ジャパンの“凄まじい陣容”に韓メディアが衝撃!「彼でさえ入れないのか」
飽くなき向上心を持ってサッカーに取り組んでいる男であるがゆえに、チーム状況にいら立ちを覚え、自身のパフォーマンスにも大きな不満を感じている。ボーンマス戦後には「チームを引っ張らないといけない」と話すなど、チームの中軸としての自覚もある。
ブライトンの上位浮上のためには、三笘の活躍は絶対不可欠なだけに、28歳の今後のパフォーマンスにさらなる注目が集まりそうだ。
取材・文●松澤浩三
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