相馬は常に75~80点のプレーができる
ジャーメインら前線の選手以外の活躍も目立った。特にボランチの川辺と稲垣のバランス感覚は抜群だった。川辺は海外での経験を活かしてか、無理に攻撃参加するのではなく、常に的確なポジションを取りながら、パスワークでゲームのリズムを作っていた。
そして稲垣。彼は所属する名古屋でもそうだけど、とにかく「戦える」選手だよね。球際の強さ、相手の懐に飛び込んでいく激しさ、そして危険なスペースを埋める予測能力。今の日本代表のボランチに求められる能力を、彼は高いレベルで持っている。それだけでは競争に勝てないから、自分の良さをアピールしようという強い意志や覚悟がプレーに表われていたと思う。
また右のウイングバックでキャプテンマークを巻いて出場した相馬は、相変わらずの安定感だった。どの試合でも常に75~80点のプレーができる。チャンスを演出し、結果も出す。伊東や久保、堂安、三笘、中村らサイドアタッカーはハイレベルな争いになるけど、相馬が最終的にワールドカップのメンバーに入っても、まったくおかしくない。
そして稲垣。彼は所属する名古屋でもそうだけど、とにかく「戦える」選手だよね。球際の強さ、相手の懐に飛び込んでいく激しさ、そして危険なスペースを埋める予測能力。今の日本代表のボランチに求められる能力を、彼は高いレベルで持っている。それだけでは競争に勝てないから、自分の良さをアピールしようという強い意志や覚悟がプレーに表われていたと思う。
また右のウイングバックでキャプテンマークを巻いて出場した相馬は、相変わらずの安定感だった。どの試合でも常に75~80点のプレーができる。チャンスを演出し、結果も出す。伊東や久保、堂安、三笘、中村らサイドアタッカーはハイレベルな争いになるけど、相馬が最終的にワールドカップのメンバーに入っても、まったくおかしくない。
次は、中3日で中国と戦う。この間に、練習ではもちろん、食事やミーティングなどピッチ外でも選手同士が、どれだけ密にコミュニケーションを取れるか。お互いの良さをどう引き出し、どう引き出してもらうか。そうした戦術の共有は、現代サッカーでは不可欠だ。
中国よりも日本の方が、実力で大きく上回っていると思う。だから勝たなければならない。チームの規律を守りつつ、自分の良さをどれだけ出せるか。良い準備をして臨んでほしいね。
【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、67歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜FM)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。
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金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、67歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜FM)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。
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