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金田喜稔がインドネシア戦を斬る!「代表デビューの鈴木は森保ジャパンにとって“発見”。久保は完全に“王様”だ」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年06月11日

彼にしかできないプレーを“好き勝手”にしていた

抜群の技術を誇る久保。強さも加わり、レベルが違うと思った。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 10番を背負い、キャプテンマークを付けてシャドーに入った久保は、完全な“王様”だった。彼にしかできないプレーを“好き勝手”にしていた。股関節が柔らかいから、同じモーションで違う方向へのパスが出せる。目線を利用してのフェイントも秀逸だった。

 もともと技術が高かったうえに、明らかに強くなった。所属先のレアル・ソシエダでは、相手選手を圧倒している。最近の日本代表でもハイパフォーマンスが続いている。レベルが違うと思ったね。

 ともにシャドーを務めた鎌田との相性は前から良くて、お互いに何をしたいか分かり合っている。そのため連係が良く、相手を混乱させていた。

 1トップに入った町野も、ポストプレーからの気の利いたボール捌きで味方を有利にしていた。その横パスを受けた久保や鎌田が顔を上げた状態になれば、相手のマークは関係なくなる。この試合のリズムを作った要因の一つが、町野の存在だ。

 ドイツのブンデスリーガで二桁得点を挙げたのも納得だ。すごく伸びているね。身体が強くなっているように見えたし、視野の広さも感じられた。
 
 インドネシアは格下で、日本との実力差を考慮する必要はある。でも、森保ジャパンの戦いぶりは、ポジティブに捉えていいと思う。守備の規律を守りながら、個人の良さを出そうとしている選手が多かったからだ。

 次の活動は、7月のE-1選手権。大会期間が代表ウィークではないため、海外クラブの選手は招集が難しく“国内組”での戦いとなるだろう。

 この大会は、とても重要だ。JリーガーのA代表での台頭は、日本代表の押し上げにつながるから。リーグ戦を終えた“海外組”にはしっかり休養をとってほしいね。

 ひとまず、最終予選は圧倒的な強さで終えた。最後は大量得点でファン・サポーターの皆さんを喜ばせることもできた。今は選手やスタッフに「お疲れ様。おめでとう」という言葉を送りたい。

【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、67歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。

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