同メディアは「アル・ナスルが三笘の獲得を狙うのは、サウジリーグにおける注目選手の獲得という大きな流れの一環である。2022年12月にC・ロナウドを獲得して話題となった同クラブは現在、トップクラスの国際的タレントでチームを強化しようとしている。三笘は、その才能、創造性、そして国際的な魅力を備えており、国内外での評判をさらに高めたいと考えている同クラブにぴったりの選手と言えるだろう」と分析。こう指摘している。

「サウジプロリーグは、巨額の資金でヨーロッパのビッグネーム選手の獲得に力を入れていることで注目を集めている。アル・ナスル、アル・ヒラル、アル・アハリなどのクラブは、その莫大な資金力を使ってトップ選手を引き抜いており、多くの人は、このリーグを世界のサッカー界の台頭勢力と見ている。しかし、サウジアラビアのクラブは、ロナウドやネイマールのような選手の獲得に成功している一方で、ヨーロッパのトップリーグでまだ実力を発揮していない三笘のような他のトップスターを獲得するのは難しくなっている」
 

　そして、「ブライトンが8000万ポンドの入札を拒否したことから、同クラブは少なくともあと１シーズンは三笘をキープする決意をしているようだ。プレミアリーグだけでなく国際大会での活躍は彼の価値を高めるばかりで、ブライトンは将来的にさらに良い契約を結べるよう準備を進めているのかもしれない」とし、こう締め括った。

「サウジプロリーグへの大金での移籍は間違いなく魅力的だが、三笘はヨーロッパで成長を続け、世界で最も競争の激しいリーグの一つでさらに実力を発揮したいと考えているのかもしれない」

「アメリカはサウジより下」とC・ロナウドに酷評されただけに、同国のメディアは、三笘のオファー拒否で留飲を下げたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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