「ヴィニシウスはペレではない」公開されたバロンドール全投票結果にスペイン人記者が見解「僅差で2位にはスキャンダルではない。なのにぺレス会長が…」【現地発】
カテゴリ:連載・コラム
2024年12月03日
投票結果と人種差別を結び付けたがるブラジルメディア
ヴィニシウスもヴィニシウスでシュートを別のところにそらした。彼はXに「必要なら10倍やる。彼らは準備ができていない」という内容のメッセージを投稿した。
言いたいことは分かる。ラ・リーガのハビエル・テバス会長を心配させるだけだったスダンドからの人種差別的な行為への問題意識が高まったのは、自らが標的になったメスタージャでのバレンシア戦を境に、ヴィニシウスが声高に訴えてきたからにほかならないからだ。
言いたいことは分かる。ラ・リーガのハビエル・テバス会長を心配させるだけだったスダンドからの人種差別的な行為への問題意識が高まったのは、自らが標的になったメスタージャでのバレンシア戦を境に、ヴィニシウスが声高に訴えてきたからにほかならないからだ。
表彰式の当日と翌日、私は世界中の多くのメディアから取材を受けた。その中の1つがブラジルのTVグローボで、投票結果と人種差別を結び付けたがる彼らに対し、審査員にも様々な人種が存在すること、私自身はヴィニシウスに1位票を投じたことを強調した。
なぜなら理由は単純明快だからだ。まず第一にペレではないこと。そして第二に肌の色はもちろん好みも多様な世界中に点在する審査員の投票を経て、わずか2.7%の僅差でロドリに負けたこと。だからヴィニシウスはバロンドールを逃したのだ。
文●アルフレッド・レラーニョ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
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なぜなら理由は単純明快だからだ。まず第一にペレではないこと。そして第二に肌の色はもちろん好みも多様な世界中に点在する審査員の投票を経て、わずか2.7%の僅差でロドリに負けたこと。だからヴィニシウスはバロンドールを逃したのだ。
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