【J1採点&寸評】山形×鳥栖|チャンスを決め切れなかった山形がホーム3連敗を喫する

カテゴリ:Jリーグ

嶋 守生

2015年08月17日

粘り強い守備とカウンターで鳥栖がアウェーで勝利をもぎ取る。

【警告】山形=高木(43分)、宮阪(69分) 鳥栖=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鎌田大地(鳥栖)

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【鳥栖|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6.5
キックミスの多さを帳消しにするビッグセーブを連発。チームの最後の壁として守護神の名に相応しい活躍ぶり。
 
DF
23 吉田 豊 6
アーリークロスを上げるシーンが目立ったが、中との呼吸があとわずかで合わず。後半は裏を使われることも多かった。
 
36 菊地直哉 6.5
後半にクリアミスであわやというピンチも招いているが、読みが鋭く、積極的にボールを奪った。最終局面では身体を張れていた。
 
5 キム・ミンヒョク 6
CKでアルセウに競り負けて失点に絡んだが、粘り強く戻って守れていた。ゴール前の危ない場面では強さを発揮した。
 
10 キム・ミヌ 6.5
ロングフィードで1得点目に絡んだ。後半途中からはウイングバックに入り、カウンター時のつなぎ役としても機能した。
 
MF
8 水沼宏太 6.5
前半から積極的にシュートを放つ。66分にはボックス内ですかさず前を向いて、角度のない場所からチーム2点目をゲット。
 
28 高橋義希 6
中盤での激しいマークで相手にプレッシャーはかけられているが、危ないプレーも多かった。
 
14 藤田直之 6.5
ボールハントから何度もカウンターにつなげた。守→攻の切り替え役として、チームの2点目では絶妙な縦パスでアシストを記録。
 
25 早坂良太 6.5
58分でピッチを去ったが、裏への抜け出しが効果的で、1点目のアシストなど勝利に貢献した。
 
24 鎌田大地 6.5
11分に相手DFを翻弄して先制弾。その後もカウンターから何度も相手ゴール前まで持ち込んで脅威を与えた。
 
FW
29 谷口博之 6.5
ボールの収まりが良く、シュート以上に起点として貢献。後半途中から3バックに入って守備でも活躍した。
 
交代出場
11 豊田陽平 6
コンディションが上がりきっておらず、まだ動きは緩慢。ただ身体を張って起点になっており、3点目はヒールで流して得点を生んだ。
 
9 ペク・ソンドン 6.5
たった一度のシュートチャンスをそのままゴールに結びつけた。カウンターから西河を剥がしたパフォーマンスは素晴らしい。
 
4 小林久晃 -
守備固めとして最終ラインに入った。短時間だが無難なプレーで試合をきっちりと締めた。
 
監督
森下仁志 5.5
中断期間明けの試合を快勝で飾る。選手を入れ替えながら、システムに変化を付けて相手の対応を鈍らせる幅の広さも見せた。
 
取材・文:嶋 守生(サッカーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

アルセウの得点で一時は同点に追い付いた山形。しかし、鳥栖の守備と鋭いカウンターに屈して勝点を積み上げられず。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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