「グランパスの歴史を変えるんだという強い気持ちがプレーにこもっていた」
名古屋グランパスは10月10日、ルヴァンカップの準決勝第2戦で1-2と敗れたものの、2戦合計4-3とし、クラブ初の決勝進出を果たした。
ホームで戦った第1戦は3-1で快勝していたが、この試合は15分に先制を許す苦しい展開だった。さらに後半立ち上がりにも追加点を許し、このままではアウェーゴール差で敗退という窮地に追い込まれていた。
そんななか、大仕事をやってのけたのが稲垣祥だ。
80分、左サイドの吉田豊からのクロスにいち早く反応。自ら放ったシュートはDFにブロックされるが、そのまま頭でゴールに押し込んだ。
得点シーンを振り返った稲垣は「ああいう展開になりたくなかったですが、攻めるしかないというなかで、ゴールを決めるしかないという気持ちは全員が出していた」とし、「一本(シュートを)打ったときに、森重選手がカバーに入っていて、体勢があまり良くなかったので、大きくクリアはできないだろうと思いました。きそうだなと」直感的に詰めていたゴールだったという。
ホームで戦った第1戦は3-1で快勝していたが、この試合は15分に先制を許す苦しい展開だった。さらに後半立ち上がりにも追加点を許し、このままではアウェーゴール差で敗退という窮地に追い込まれていた。
そんななか、大仕事をやってのけたのが稲垣祥だ。
80分、左サイドの吉田豊からのクロスにいち早く反応。自ら放ったシュートはDFにブロックされるが、そのまま頭でゴールに押し込んだ。
得点シーンを振り返った稲垣は「ああいう展開になりたくなかったですが、攻めるしかないというなかで、ゴールを決めるしかないという気持ちは全員が出していた」とし、「一本(シュートを)打ったときに、森重選手がカバーに入っていて、体勢があまり良くなかったので、大きくクリアはできないだろうと思いました。きそうだなと」直感的に詰めていたゴールだったという。
1点入ればそれぞれの状況が変わるというホーム&アウェーのトーナメント戦の醍醐味が凝縮された一戦を終えて、名古屋のマッシモ・フィッカデンティ監督も上機嫌にこう語った。
「ものすごく感動を与えるようなゲーム。それぞれのストーリーがあるなかで、その時間帯ごとに喜怒哀楽があった。そんなゲームができたのは東京が素晴らしいチームだったから、まずはFC東京を称えたい」と古巣の健闘にもエールを送る。
さらに、「グランパスの歴史を変えるんだという強い気持ちがプレーにこもっていた」と選手たちを絶賛した。
特に決勝ゴールの稲垣については、「気持ちが強い。チームのためにというのがとにかくある」として、「気持ちを持っていてもそれがプレーに反映されなければ意味がない。それを彼はどういう風に表現するのか。チームのために走るということを毎試合やり切ってくれるので、本当に信頼できる人間です」とべた褒めだった。
名古屋は、ACLや天皇杯でも勝ち進んでおり、今後は過密日程となるが、クラブ初のルヴァンカップ制覇へ闘志はみなぎっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「ものすごく感動を与えるようなゲーム。それぞれのストーリーがあるなかで、その時間帯ごとに喜怒哀楽があった。そんなゲームができたのは東京が素晴らしいチームだったから、まずはFC東京を称えたい」と古巣の健闘にもエールを送る。
さらに、「グランパスの歴史を変えるんだという強い気持ちがプレーにこもっていた」と選手たちを絶賛した。
特に決勝ゴールの稲垣については、「気持ちが強い。チームのためにというのがとにかくある」として、「気持ちを持っていてもそれがプレーに反映されなければ意味がない。それを彼はどういう風に表現するのか。チームのために走るということを毎試合やり切ってくれるので、本当に信頼できる人間です」とべた褒めだった。
名古屋は、ACLや天皇杯でも勝ち進んでおり、今後は過密日程となるが、クラブ初のルヴァンカップ制覇へ闘志はみなぎっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部