東京五輪の女子サッカーは８月２日、準決勝の２試合を開催。横浜国際総合競技場で20時キックオフのオーストラリア対スウェーデンの一戦は、１-０で後者が勝利を収めた。グループステージでも対戦している両者。７月24日のゲームでは４-２でスウェーデンが完勝しているが、オーストラリアはリベンジできなかった。

　序盤は、前回大会は銀メダルのスウェーデンが押し気味に試合を進める。23分にはフリドリナ・ロルフォが左足で強烈なシュートを放つが、これは惜しくもバーに嫌われる。

　時間の経過とともに、オーストラリアも敵陣に攻め込む回数を増やしていく。40分、アラナ・ケネディが狙いすましたFKで相手GKヘドビグ・リンダールを慌てさせる。

　両チームともチャンスは作りながらもネットは揺らせず、前半はスコアレスで折り返す。

　迎えた後半、さっそく試合が動く。均衡を破ったのはスウェーデン。46分、相手ゴール前の混戦のなか、ルーズボールに素早く反応したロルフォが右足シュートをねじ込む。

　ビハインドを背負ったオーストラリアは懸命に反撃を試みるも、奏功せず。１点を守り切ったスウェーデンが前回大会に続き、ファイナルに駒を進めた。
 

　この試合に先立ち、茨城カシマスタジアムで17時キックオフのアメリカ対カナダの一戦は、１-０で後者が勝利。決勝戦、３位決定戦のカードは以下のとおりとなった。

▼３位決定戦
オーストラリア対アメリカ
８月５日／茨城カシマスタジアム／17時キックオフ

▼決勝戦
スウェーデン対カナダ
８月６日／オリンピックスタジアム（国立競技場）／11時キックオフ

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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