J１リーグは４月11日、各地で９節の８試合を開催。駅前不動産スタジアムでは、サガン鳥栖対横浜FCの一戦が行なわれた。

　横浜FCは前節の広島戦後、下平隆宏監督の解任で、早川知伸新監督が就任。新体制での初陣となった。しかし、試合は連敗脱出を目指す鳥栖がセットプレーから先手を奪う。19分、CKからエドゥアルドが前方へ流したボールに反応した山下敬大が押し込みネットを揺らす。鳥栖が先制する。

　反撃を試みる横浜FCだが、粘り強い守備で応戦する鳥栖が50分に追加点をゲット。中盤でパスを受けた本田風智がドリブルで持ち出すと、右足を一閃。鋭いミドルシュートがネットに突き刺さる。鳥栖が横浜FCを突き放す。

　さらに鳥栖は68分にも、ゴール前でパスを受けた山下が狙いすましたシュートでこの日２点目。鳥栖が３-０とリードを広げる。

　結局試合は３-０でタイムアップ。鳥栖が連敗を２で止め、勝点を17に伸ばして上位を窺う位置につけた。一方の横浜FCは２連敗で１分け８敗、今季９戦していまだ勝利がない状態だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部