J１リーグは５月２日、第１ステージ・９節の９試合を開催。味の素スタジアムで行なわれたFC東京対川崎の“多摩川クラシコ”は、武藤の終了間際の決勝点でFC東京が２-１で制した。

【J１ PHOTOハイライト】FC東京 ２-１ 川崎 

　試合は前半、川崎が大久保の“カズ越え弾”で先制。21分に中村からのFKのボールを頭で合わせ、J１通算140点目となるゴールを決めた。その後も川崎はチャンスを作るが決めきれず、前半を１-０で折り返す。
 
　後半に入ると、FC東京が反撃に出る。武藤、森重らが川崎ゴールを脅かすと、71分には太田が直接FKをねじ込んで１-１の同点に。
 
　そして試合終盤の87分、FC東京は左サイドでFKを得ると、太田のキックに武藤が頭で合わせる。このシュートが川崎ゴールのネットを揺らし、FC東京が逆転に成功。武藤の３試合ぶりのゴールでFC東京が２-１で逆転勝ちを収めた。
 
　武藤は今季通算６ゴール目。チームも３連勝で、G大阪を抜いて２位に浮上した。一方の川崎は２連敗で勝点14のまま。大久保の“カズ越え弾”も、勝利には結び付かなかった。