鹿島が荒木のゴールで先制も…
J1リーグは2月27日、開幕節の8試合を開催。県立カシマサッカースタジアムでは、鹿島アントラーズ対清水エスパルスの一戦が行なわれ、清水が3―1で勝利を収めた。
試合は中盤での激しいせめぎ合いが続き、0-0のまま推移。5年ぶりのリーグタイトルを狙う鹿島は徐々に押し込み、決定機を作り出すが活かしきれない。30分のエヴェラウドのヘディングシュートは日本代表GKの権田修一の好守に阻まれ、54分の土居聖真のシュートもクロスバーを直撃してしまう。
一方、昨季までセレッソ大阪の指揮を執っていたロティーナ監督が就任した清水は、安定した守備で鹿島相手に大きな隙を作らない。奪ってもさほど縦に急がず、落ち着いたゲーム運びを見せる。
試合は中盤での激しいせめぎ合いが続き、0-0のまま推移。5年ぶりのリーグタイトルを狙う鹿島は徐々に押し込み、決定機を作り出すが活かしきれない。30分のエヴェラウドのヘディングシュートは日本代表GKの権田修一の好守に阻まれ、54分の土居聖真のシュートもクロスバーを直撃してしまう。
一方、昨季までセレッソ大阪の指揮を執っていたロティーナ監督が就任した清水は、安定した守備で鹿島相手に大きな隙を作らない。奪ってもさほど縦に急がず、落ち着いたゲーム運びを見せる。
すると終盤戦に突入して試合は大きく動き出す。まずは76分、鹿島はCKのチャンスを掴むと、永戸勝也のクロスにエヴェラウドが頭で合わせる。これはクロスバーに当たって跳ね返るも、こぼれ球を荒木遼太郎が強烈な左足ボレーで叩き込み先制する。鹿島がついに均衡を破る。
しかし清水もすぐさま反撃に出る。78分、河井陽介のクロスからチャンスを広げ、最後はチアゴ・サンタナが粘り強く押し込み同点に追いつく。さらに清水は83分、カルリーニョス・ジュニオのクロスに、飛び込んだ後藤優介が頭で合わせ、逆転に成功する。清水が2-1とリードを奪う。
同点に追いつきたい鹿島だったが、再び清水が追加点。88分、CKのチャンスを掴んだ清水は、クロスボールがそのまま鹿島ゴールに吸い込まれ、3点目を奪った。
結局、試合はこのまま3-1で終了。ロティーナ新体制で挑む清水が敵地で開幕戦をモノにした。
次節(3月6日)は鹿島が敵地でガンバ大阪と対戦。清水はホームに昇格組のアビスパ福岡を迎える。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】清水がアウェーで鹿島を相手に逆転に成功!