「昨年かなりハードなスケジュールでやって…」
FC東京のDF森重真人が2月12日、キャンプ地の沖縄からオンライン取材に対応した。J1開幕を2週間後に控え、決意を明かしている。
昨季はコロナによる中断に加え、1箇所集中開催のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、延期の末に越年開催となったルヴァンカップ決勝と、異例づくめの超過密日程を戦い抜いたFC東京。主軸である森重もフル稼働でチームに貢献し、ACL再開後からはCBから一列前のアンカーに上がって奮闘し、新境地を切り開いた1年でもあった。
プロ16年目を迎える森重は、自身の状態について「怪我や問題もなく、順調に来ている」とコメント。そのうえで昨年の経験も踏まえ、新シーズンに向けて具体的な目標を掲げている。
「目標はリーグタイトル、それがいちばん大きな目標。個人的なところで言えば、やっぱりリーグ戦全試合出場は、ひとつの目標。昨年、かなりハードなスケジュールでやって、不可能ではないなということも感じた。
戦術的な部分や、監督の考え方もあるので、もちろん全部出られるかは分からないが、それを自分の中で前提に準備することで色んな見え方が変わる。最初からそれはきついと思うのではなくて、まず準備して待ち構えるという方が、昨年1年やって良かったなという感触は得たので、今年もそれをやってみたい」
昨季はコロナによる中断に加え、1箇所集中開催のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、延期の末に越年開催となったルヴァンカップ決勝と、異例づくめの超過密日程を戦い抜いたFC東京。主軸である森重もフル稼働でチームに貢献し、ACL再開後からはCBから一列前のアンカーに上がって奮闘し、新境地を切り開いた1年でもあった。
プロ16年目を迎える森重は、自身の状態について「怪我や問題もなく、順調に来ている」とコメント。そのうえで昨年の経験も踏まえ、新シーズンに向けて具体的な目標を掲げている。
「目標はリーグタイトル、それがいちばん大きな目標。個人的なところで言えば、やっぱりリーグ戦全試合出場は、ひとつの目標。昨年、かなりハードなスケジュールでやって、不可能ではないなということも感じた。
戦術的な部分や、監督の考え方もあるので、もちろん全部出られるかは分からないが、それを自分の中で前提に準備することで色んな見え方が変わる。最初からそれはきついと思うのではなくて、まず準備して待ち構えるという方が、昨年1年やって良かったなという感触は得たので、今年もそれをやってみたい」
また、長谷川健太監督は優勝に向け、60得点を目標に掲げるなど、前線のブラジル人トリオを中心とした攻撃面に注目が集まるなかで、守備職人は攻守のバランスにも言及している。
「すごくバランスが難しいところ。攻撃に力を入れる、守備に力を入れるというのは、言葉では表現できるが、実際のところは表裏一体というか、どっちがどうということはない。
単純に失点を減らすというところであれば、昨年の失点シーンをしっかり自分らで振り返る。同じようなミスをどれだけ今年減らしていけるか。それを繰り返していくことでしか、失点は減っていかないと思うので、そのうえで得点を増やしていくというふうになる。どっちをやっておけばいいといいうわけではないので、やることはたくさんある」
「疲れがなかなか抜けない。年齢的なものは感じている」とも、苦笑交じりに明かした33歳。円熟味が増す“鉄人”には、今季もフル稼働が求められそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「すごくバランスが難しいところ。攻撃に力を入れる、守備に力を入れるというのは、言葉では表現できるが、実際のところは表裏一体というか、どっちがどうということはない。
単純に失点を減らすというところであれば、昨年の失点シーンをしっかり自分らで振り返る。同じようなミスをどれだけ今年減らしていけるか。それを繰り返していくことでしか、失点は減っていかないと思うので、そのうえで得点を増やしていくというふうになる。どっちをやっておけばいいといいうわけではないので、やることはたくさんある」
「疲れがなかなか抜けない。年齢的なものは感じている」とも、苦笑交じりに明かした33歳。円熟味が増す“鉄人”には、今季もフル稼働が求められそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部