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【FC東京】「私にもっと力があれば…」長谷川健太監督が今季の成績をファンに謝罪。「充実した部分もあった」と来季への手応えを感じたのは?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年12月19日

ACLの影響もあり“19連戦”も経験

「みなさんとシャーレを掲げたい」と来季のリーグ戦制覇を宣言した長谷川監督。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ34節]FC東京1-0神戸/12月19日(日)/味の素スタジアム

 FC東京はホームでの最終節で手堅い守備で相手にチャンスを作らせず、85分のFKからの攻撃でジョアン・オマリのが挙げた得点を守り切り、1-0で勝利を収め、今シーズンを6位で終えた。

 試合後にファンに向けて挨拶を行なったFC東京の長谷川健太監督は、「選手たちはこの1年間本当に頑張ってくれました。私にもっともっと力があれば…」とチームを勝たせられなかったと語り、「来シーズンもう1年頑張ってくれとクラブから言われて。今年果たせなかったリーグチャンピオンに、皆さんとともにシャーレを掲げたいと思っています」と来シーズンでの巻き返しとクラブ悲願のJ1リーグ制覇を改めて明言した。

 また、試合後にオンライン上で取材に応じた長谷川監督は、「6位という順位は何も残らない。ACLの権利も得ることができず、優勝も逃しているので、褒められた成績ではない」と語る一方で、苦しいシーズンを戦い抜いて得たものも多いという。
 
 FC東京はシーズン中に日本代表にも選出されている橋本拳人と室屋成が海外移籍。キャプテンの東慶悟も負傷離脱となり、「8月が一番苦しかった」と指揮官も語るほど、シーズン途中で大幅にチームを作り変えなければならなかった。

 さらにFC東京はACLを戦いながらリーグ戦も前倒しで開催するなど、週末と平日の試合開催が続く“19連戦”も乗り越えた。

 指揮官は「この連戦を乗り切れたという事に関しては、一定の何て言うのか難しいですが、スタッフを含めてよく頑張ってくれた。悔しいシーズンではあったが、選手たちの成長も見れて、終盤は充実した部分もあった」と来季への確かな手応えを感じているようだ。

 この手応えを結果として残せるか。1月4日に延期されたルヴァンカップ決勝で今シーズンの集大成を披露したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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