「我々は勝とうとした」“塩試合”を巡り、ペップとコンセイソンが舌戦!「あれだけの潤沢な資金があって…」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年12月02日

唯一ネットを揺らした得点はVARで無効に

試合後は挨拶もせず引っ込んだペップ(左)と対照的に、コンセイソンは満足そうな表情を浮かべて選手たちを称えていた。(C)Getty Images

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 現地時間12月1日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのグループステージ第5節で、マンチェスター・シティはポルトとのアウェーマッチをスコアレスドローで終えた。

 10月に対戦した際は、3-1でシティが鮮やかな逆転勝利を挙げた。その際、ジョゼップ・グアルディオラ監督のタッチライン際での振る舞いが「不快だった」とポルトのセルジオ・コンセイソン監督が発言。これに対してペップは「不快と思ったならそれはそれで。私は指揮官として出来る限りのことをしたまでだ。なぜ機嫌を損ねたのか理解できない」と反論していた。

 ひと悶着あった後に迎えた2度目の対決で、シティは主力を数名休ませながらも始終主導権を握り、ポゼッションは64%にのぼった。特に後半はほぼポルト陣内でゲームが展開し、時折カウンターは食らった以外は、ほとんどを攻撃に時間を費やしていた。

 しかし、80分に唯一ネットを揺らしたガブリエウ・ジェズスのゴールはVARでオフサイドと判定されて無効に。圧倒的に攻め入りながらのスコアレスドローという結果に終わり、ペップは試合後のフラッシュインタビューで、次のように語った。

「満足しているか? それはあなたがたのコーチに聞いてみたらいい。まあサッカーは最終的には結果なので多くを言う必要はないが、我々が勝とうとするゲームで、ペナルティーエリア内に8、9人を詰め込んで守備をするチームに対してゴールを決めるのは難しいだろう。ただ、選手たちは素晴らしかった。いま、僕らが集中すべきはプレミアリーグだと思っている」
 
 ペップは続けて、「ポルトは常に自陣に8~9人の選手を置いて、スピードのある選手たちによるカウンターを狙っていた。彼らの戦い方も素晴らしいと称えられるべき」とコメント。だが、試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に敵将と挨拶もせずにロッカールームに引き上げており、「素晴らしい」というのは“超守備的”な戦術への嫌味も含んでいたはずだ。

 そして、ポルトガル紙『Record』は、記者会見で「グアルディオラは動揺していたようだが、どう受け止めている?」と尋ねられた際の、コンセイソン監督が発した皮肉たっぷりの発言を紹介している。

「それはそうだろう。もし彼のように資金が潤沢で素晴らしいチームと、あれだけの選手を抱えて勝てないのなら、私だってイライラするさ」

 勝点1を分け合った両チームは、首位がシティ、2位がポルトでそれぞれグループCの突破を決めた。さらに、『A BOLA』紙によればポルトはこれまでの勝敗ボーナス(3勝1分1敗)で、少なくとも計605万ユーロ(約7億5600万円)を得る見込みだという。このほかに決勝トーナメント進出のボーナスなども加わり、この引き分けは「ポルトにとっては満足すぎる結果」(『A BOLA』)といえるだろう。

 CLのGSは残すところあと1試合。12月9日にシティはホームでマルセイユと、ポルトはアウェーでオリンピアコスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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