3位C大阪が奥埜&豊川のそれぞれ2ゴールで4発完勝!“お得意様”横浜に14戦負けなし

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年10月17日

豊川は新天地でリーグ戦初ゴール

2ゴールを奪った奥埜。写真:田中研治

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 10月17日、ヤンマースタジアム長居で、3位のセレッソ大阪対7位の横浜F・マリノスの一戦が行なわれた。

 雨が降りしきるなか始まったこのゲーム。早々にホームのC大阪が試合を動かす。10分、ペナルティエリア右脇でボールを受けた坂元達裕がキックフェイントで切り返して左足でクロス。これに奥埜博亮が頭で合わせゴールネットを揺らした。

 これで勢いに乗ったホームチームは、ここから分厚い攻撃を展開。キャプテン清武弘嗣らを中心に、一気に突き放しにかかる。

 対して追いつきたい横浜は徐々に再びボールを持てるようになるが、シュートに持ち込めず、もどかしい時間が続く。37分に右サイド敵陣中央からの松原健の鋭いクロスに、ゴール前でエリキ頭で合わせるも、マテイ・ヨニッチのブロックに遭いモノにできない。

 さらに44分にはエリキがハーフウェイライン付近でボールを奪い、カウンターを発動。スピードに乗ったドリブルでゴール前に持ち運ぶと、一度左のジュニオール・サントスに預け、GK手前で再びボールを受けシュート。ボールはゴールに吸い込まれ同点かと思われたが、オフサイドの判定でノーゴール。決定機を逃してしまう。

 前半はC大阪の1点リードで折り返す。
 
 後半立ち上がりから圧力をかけたのは、1点ビハインドの横浜。ただフィニッシュに精度を欠き、同点に追いつけない。

 一方、C大阪は追加点のチャンスこそ少ないものの、落ち着いた守備を見せ着実に時計の針を進ませる。迎えた67分、片山瑛一がペナルティエリア内へ送り込んだクロスを清武が頭で折り返すと、奥埜がボールを受けペナルティエリア右のほとんど角度がない位置から巧みなシュート。これが見事にゴールネットを揺らし、待望の追加点をゲットする。

 その直後、たまらず昨季王者も3枚替え。エジガル・ジュニオや水沼宏太らを投入し打開を試みる。

 それでも、俄然勢いづくホームチームの攻撃は止まらない。71分、片山がディフェンスラインの裏へロングボールを供給。受けた豊川雄太がペナルティエリア手前からふわりと浮かせたループシュートを放つと、少し前に出ていたGK梶川裕嗣の頭の上を越え、ゴールに吸い込まれる。豊川は移籍後リーグ戦初ゴールとなった。

 さらに80分にも、ディフェンスラインの裏を上手く抜け、ボールを受けた豊川が再びゴール。終了間際に昨シーズンまで在籍していた水沼に1点を返されたものの、C大阪が4-1で完勝を飾り、2連勝。これで横浜には14戦負けなしとなった。

 次戦はC大阪がアウェーで浦和レッズと、横浜がホームで名古屋グランパスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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