J1リーグは7月18日、各地で5節の9試合を開催。味の素スタジアムでは、FC東京対浦和レッズの一戦が行なわれ、FC東京が2対0で勝利を収めた。
ロシア1部のロストフへの移籍が決まっているFC東京の橋本拳人は、この試合が国内でのラストマッチ。FC東京はなんとしても勝利で橋本を送り出したいところ。互いに前節から先発3名を入れ替えてキックオフに臨んだ。
試合は中盤での激しい攻防が見られる白熱した展開に。ともに得点機を作るが、先にチャンスを活かしたのはFC東京。45分、センターバックの森重真人からのロングフィードを受けた室屋成が素早いモーションでクロスを供給。これをディエゴ・オリヴェイラが胸で押し込み、均衡を破った。FC東京が先制して前半を終えた。
迎えた後半も互いにゴール前のチャンスを生み出すが、やはりネットを揺らしたのはホームチーム。66分、浦和の青木拓矢が自陣でパスミスを犯すと、これをアダイウトンが見逃さずボールを奪取。このままドリブルで単独突破すると、右足でゴールに流し込み、浦和を突き放す。FC東京が2-0とした。
D・オリヴェイラとアダイウトンがゴール
FC東京は、終盤の浦和の反撃を抑え込み、2-0で勝利。勝点を12として、2位に浮上した。国内ラストマッチとなった橋本の花道を飾る勝利となった。一方浦和は勝点10にとどまっている。
7月22日に行なわれる6節では、FC東京は敵地で札幌戦、浦和はホームで柏戦を迎える。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部