「欧州とは違って難しい」再開されるJリーグに飲水問題が浮上。コロナ対策にピッチ上でも自分専用のボトルから

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年06月24日

最低でも9月末まで飲水タイム設置の方向

Jリーグは、飲水タイム設置の対策を講じた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 Jリーグは6月23日、第6回の理事会を開催し、リーグの再開、開幕ににむけ多岐にわたる決議を行なってきた。その後に開かれた記者会見では、コロナ対策による飲水についての言及があった。

 この問題について、Jリーグ藤村昇司特命担当部長は、「先行して再開した欧州とは違って、高温多湿な日本の気候での試合では際立って難しい問題」との見解を示した。

 現在Jリーグでは、再開されたドイツブンデスリーガや、イングランドのプレミアリーグの担当者とのビデオ会議で様々な意見や情報交換をしているという。欧州では、あまり暑くないため飲水タイムの時に個別のボトルから水分を摂取することで十分だとしており、給水問題については先行事例がない状況だ。

 しかし、コロナウイルス感染防止の観点から、「必ず自身のボトルから飲んでもらう必要性がある。しばらくの期間は自分専用のボトルからということでお願いしていきたい。飲み切りの小さいペットボトルを用意するのか、ボトルに背番号などを書いて専用ボトルとするのか、運用面に関して最後はクラブの工夫にお任せすることになってしまう」(藤村氏)
 
 その一方でJリーグとしての対策も講じている。黒田フットボール本部長によると、「再開後は前半1回、後半1回の飲水タイムを最低でも9月末まで設けることで調整しています。選手が今まで通り飲水ができないという前提で今後も対策を考えていきたい」とした。

 夏場の高温多湿の中での試合においては、熱中症や脱水症状を防ぐためにも、飲水タイム以外のこまめな水分補給も必要不可欠だ。その一方で、観客を入れない“リモートマッチ”での試合は、極力スタジアム内に入る人数を制限するため、新たにボトル係を増員するというのでは矛盾が出てしまう。

 異例の開催となる今季は、ピッチ上以外にもクラブの工夫や気配りといった面も影響するシーズンとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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